室の梅―おろく医者覚え帖

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062092678

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  • 奉行所検屍役・美馬正哲。身投げや殺し、首縊(くく)り……。屍の末期の無念を解き明かす彼を、ひとは「おろく医者」と呼ぶ。武器は、遠く紀州は花岡青洲に学んだ最新の医術!江戸の「法医学者」は恋女房、産婆のお杏とともに、八百八町の底に渦巻く愛憎に立ち向かう。人の生と死に触れる夫婦を描く傑作事件帖。
    (1998年)
    — 目次 —
    おろく医者
    おろく早見帖
    山くじら
    室の梅

  • デビュー作「幻の声」で新人賞を取り、3年目の初期作品。医者の家の三男に生まれ、上の兄たちはそれぞれ医者として活躍。

    三男の正晢は、事件で死体が出ると、それを見聞し同心に意見を言う「おろく医者」

    死体は発見場所、季節でも随分と違う。
    いくつもの事件の発見現場を体験し、腑分けをして調べを深くすることもあった。

    正哲の妻は産婆のお杏。
    かたや人の生を、かたや人の死を見守り助ける生業だった。

    杉田玄白、華岡青洲の頃の物語。

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著者プロフィール

1949年函館市生まれ。函館大谷女子短大卒業。95年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、01年『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。人情味豊かな時代小説を得意とし、著書は「髪結い伊三次捕物余話」シリーズなど、多数。2015年11月、惜しまれつつ、没。

「2022年 『夫婦商売 時代小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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