男と女装いの向こうに

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 20
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062092913

感想・レビュー・書評

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  • 「エスクファイア日本版」に掲載されていただけに素敵な大人を感じさせるエッセイ。特に男性の見方に着目してしまった。光野さんが醸し出す素敵な大人の男性が日本でも、もっと増えればうれしい限りだ。

    私が気に入った素敵な箇所をちょっと抜粋します。
    シャツの色気から

    男でも女でも、人は二つの性を心の内奥に秘めている。二つのベクトルの上を行ったり来たりして生きている。その行き来がスムーズに自然に行われる人ほど色気がある。

    自分の中の女性の部分と男性の部分とうまく折り合って行きたい所です。

    女性も男性もアラフォーとかアラサーとか年齢の呪縛から解き放し、仕事やら子育てからちょっと一歩引いてみて、自分のなかの女性の部分と男性の部分を見いだして行ったら素敵な日々が送れそうですね。

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著者プロフィール

作家・エッセイスト。東京生まれ。小池一子氏に師事した後、女性誌編集者を経て、イタリア・ミラノに在住。帰国後、執筆活動を始める。1994年のデビュー作『おしゃれの視線』(婦人画報社)がベストセラーに。主な著書に『おしゃれのベーシック』(文春文庫)、『実りの庭』(文藝春秋)、『感じるからだ』(だいわ文庫)、『おしゃれの幸福論』(KADOKAWA)などがある。2008年より五感をひらく時空間をテーマにしたイベント『桃の庭』を主宰。

「2018年 『これからの私をつくる 29の美しいこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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