公主帰還

  • 講談社 (1998年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784062093149

感想・レビュー・書評

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  • 潔癖、公主帰還、 僭称、芙蓉怨、贋作、白夫人、涅の七話短編集。宋の時代が中心です。読みやすくて、あっという間に読み終わりました。白夫人がお気に入りです。ファンタジーより、こういった史実っぽい話を創作するのが 、井上先生は上手いと思います

  • 歴史小説。時代は千百年代。中国。宋。
     短編集。
     表題は北に連れ去られたはずの帝の妹が帰ってくる話。ところが。
     公主は実は真っ赤な偽物。本物は北の地で没する。詐欺をした女は死刑。
    「潔癖」はひょうきんな話。「僭称」は帝に祭り上げられた男の気持ちがわかる気がする。
    「芙蓉怨」は破れた国の王の后が自分の誇りを守り抜こうとする話。
     一番の好みは最後の「涅(すみ)」。戦略、用兵ものだからかな。「贋作」のトリッキーさも好きだけれど。主人公の力強さがいい。最後に涅を顔に入れたままでいいといい、将軍として力強く慎重に生きていく。

     歴史物。特に中国物はキャラの名前の漢字がなかなか引っ張り出せなくて苦労する(笑)
     この作者はほかに「長安異神伝」などを書いている。

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著者プロフィール

井上祐美子
姫路市生まれ。神戸大卒。『長安異神伝』『桃花源奇譚』
などで人気を博した後、本格的な中国歴史小説に取り組み、『桃夭記』で吉川英治文学新人賞候補となる。『五王戦国志』『非花』『海東青 摂政王ドルゴン』『臨安水滸伝』『公主帰還』『紅顔』『朱唇』『青天 包判官事件簿』ほか著作多数。

「2022年 『新装版 桃花源奇譚4 東京残桃夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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