水と緑の国、日本

  • 講談社 (1998年10月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (95ページ) / ISBN・EAN: 9784062093804

作品紹介・あらすじ

著名写真家の手による風景写真とともに、富山和子が贈る珠玉のメッセージ。
水、緑、米――この風景のなかにかくされた21世紀へのキーワード
・英文対訳付き

環境問題の第一人者、富山和子がライフワークとして取り組んできた「日本の米カレンダー」。著名写真家の美しい写真に富山和子の珠玉のメッセージを組み合わせて、10年の長きにわたって多くのファンを獲得してきたカレンダーから40数点の写真を厳選。それにくわえ、昨年ハーバード大学で富山和子がおこなった講演をもとに新文章を収録。日本農業の伝統を再評価することこそ地球の生き残る道と説く、富山学の集大成。

みんなの感想まとめ

自然と人間の深い関わりを描いた作品は、環境問題への真摯なアプローチを通じて、日本の美しい風景を再認識させてくれます。著名な写真家が捉えた美しい風景写真と共に、富山和子のメッセージが融合し、農業の重要性...

感想・レビュー・書評

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  • 父の愛読書。日本の美を感じさせられる。写真が綺麗。農業って偉大。

  •  長年にわたって日本の“水と緑と土”の問題を現地に足を運んで取材し、訴え続けてきた富山さんの思いが美しい写真を通して伝わってくる。
     『日本の風景がやさしいのは、草も木も、土のかけらに至るまで人間が手をかけ、手を書かけ、また手をかけていつくしみ育てたものだからだ』というのは、それがいかに大変なことなのかを富山さん自身がよく知っているからだろう。
     富山さんは1990年から「日本の米カレンダー」の編纂にも携わり、人が手をかけて守るべき“瑞穂の国”の自然を紹介している。

     
     穂の出始めた夏の盛りの、
     ある朝突然、
     稲の花は開花する。
     花のいのちは短くて、
     咲いてから1〜2時間ほどだ。
     そのわずかの間に、
     花粉が雌しべにたどり着き、
     受粉する。
     

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著者プロフィール

●著者/富山和子(とみやま・かずこ)
群馬県に生まれる。早稲田大学文学部卒業。立正大学名誉教授。日本福祉大学客員教授。評論家。主な著書に『日本の米』『水と緑と土』(中公新書)『水の文化史』『水の旅』(中公文庫)がある。児童向けには、『川は生きている』『道は生きている』『森は生きている』『お米は生きている』『海は生きている』『びわ湖』(以上すべて講談社)がある。『海は生きている』は、青少年読書感想文全国コンクール課題図書にも選ばれた。川、道、森、お米、海と続く、「生きている」シリーズは、日本の自然と人々の営みをわかりやすく説いた児童向けノンフィクション作品としてロングセラーとなっている。

「2017年 『海は生きている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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