つるつるの壺

著者 :
  • 講談社
3.45
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本棚登録 : 173
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062095334

作品紹介・あらすじ

随筆。イエイ。ベリークール。
無益なパワーの発散・蒸散・燻蒸・薫煙!町田康の最新爆裂エッセー集。ソーキュート。

カレーの恥辱知らん俺でも、奈落でよいやさ 地獄の鉄板。頑張れ、死ぬるまで。頑張れ、狂うまで。肉・ヌンチャク・肉。因果の爆発おめえ、生きててつらいだろ?ジャンキーに物語は、ほっほっほ、ねえよ勝負茶碗やられのやり日々の吽人間の屑と聖書このようにパンクするわけは……。――(目次より)

感想・レビュー・書評

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  • 町田康のクールなエッセイ集。

    人間の屑。因果応報。無為徒食。負け犬の遠吠え。

    とてもくだらない日々のたわごとを虚実交えながら(?)綴っているだけなのですが、音楽のように文章が流れ、リズムを刻みながら、言葉が踊っています。

    はっきり言って、読んでも何の為にもならないのですが、そもそも、読書、それも軽いタッチのエッセイを通じて何らかの効用を得ようというのは筋が違いますね。

    どれだけ真面目に生きている人であっても、大なり小なりの失敗ごとをしているわけで、それを踏まえれば、老若男女の誰もが楽しめる。それが町田康のエッセイではないかと思うのです。真面目に。本気で。心から。

    で、紀伊國屋サザンシアターでの講演『人間の屑と聖書』を読むと、町田康は実際のところ、ちくともふざけた人間などではなく、冷静かつ冷徹に、現代社会を見つめていることが分かります。それを踏まえたうえでの、文章。

    といった硬いことは抜きにして、何も考えずに気楽に読みましょう。「勝負茶碗」、「おめえ、生きててつらいだろ?」、「俺のガニマー」、「ジャンキーに物語は、ほっほっほっ、ねぇよ」など、ベリークールな文章、数多。

  • 気になった言葉。
    畜肉、岡目八目、猫二人。

  • 気骨のあるエッセイを読むのは気持ちがいい。文体もパンクを歌っているみたいだし。とってもクセになる、それがクセモノ。

  • 電車やバスの中で読んでいて、
    必死に肩のふるえを止めようとしたことが何度か……。
    大いに笑えるものですが、
    読んでる途中でタラーンとなってしまいました。

    次も読みたい!
    って感じで頁が進むわけじゃないですが、
    読んだらほぼ必ず楽しい、そんな本です。

  •  笑った。めちゃめちゃ笑った。すっきりした。町田康は何が何でもどれだけばかでも正直でいてくれるから安心する。「地獄の鉄板」の章はどの文章も好きだ。

  • 「つるつるの壺」はINUのアルバムにも入っていて名曲なので是非聴いてみよう。

  • 正直もう,ある時期に町田康を色々まとめて読みすぎて,
    どの本がどれだか全然覚えてない.
    タイトルに意味ないから区別がつかない.

    でもおおざっぱに言うと,中身も大体似てる.
    そんで大体好き.

  • 暴れる、脳内で。

  • 随筆。イエイ。ベリークール。
    無益なパワーの発散・蒸散・燻蒸・薫煙!町田康の爆裂エッセー集。ソーキュート。

    カレーの恥辱知らん俺でも、奈落でよいやさ 地獄の鉄板。頑張れ、死ぬるまで。頑張れ、狂うまで。肉・ヌンチャク・肉。因果の爆発おめえ、生きててつらいだろ?ジャンキーに物語は、ほっほっほ、ねえよ勝負茶碗やられのやり日々の吽人間の屑と聖書このようにパンクするわけは……

  • 随筆。イエイ。ベリークール。
    無益なパワーの発散・蒸散・燻蒸・薫煙!町田康の最新爆裂エッセー集。
    ソーキュート。

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著者プロフィール

町田康作家、ミュージシャン。一九六二年大阪生まれ。高校時代より町田町蔵の名で音楽活動を始める。九七年に処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、二〇〇〇年には「きれぎれ」で芥川賞を受賞する。〇一年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、〇二年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、〇五年『告白』で谷崎潤一郎賞、〇八年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞した。他に『夫婦茶碗』『屈辱ポンチ』『パンク侍、斬られて候』『猫にかまけて』『浄土』『東京飄然』『真実真正日記』『人間小唄』など多数。http://www.machidakou.com/

「2022年 『子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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