永い夜

  • 講談社
3.80
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本棚登録 : 289
感想 : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062096652

作品紹介・あらすじ

だれか、わたしを見ていてくれる?愛されなくなるのが、不安…。とりのこされるのが、こわい。人生って最初から決められているもの?死ぬときがきたら、自分でわかるのかな…。欧米で数々の賞に輝いた話題の絵本。'97ボローニャ児童図書展フィクション青少年部門賞受賞、'96ドイツで最も美しい本賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 夜は自由な時間。現実の輪郭を抜け、存在のいちばん遠いところまで思いをはせる。私達は毎日、時間と空間を越える旅をしている。

  • '96ドイツで最も美しい本賞受賞、
    '97ボローニャ児童図書展フィクション青少年部門賞受賞など
    欧米で数々の賞に輝いた絵本です♪


    生きている限り
    誰もが抱く不安や孤独。

    それは
    様々な想いがかけめぐる
    眠れない夜のはじまり。


    誰か私を見てくれてる?

    愛されなくなるのが不安…。

    とりのこされるのが怖い。

    人生って最初から
    決められてるもの?
    死ぬときがきたら、
    自分でわかるのかな?

    子供の頃、
    夜眠れなくなると
    必ず死について考えていた。


    このまま目を閉じたまま
    死んじゃったらどうしよう(汗)

    僕はまだ生きているのに
    声をあげても
    誰も気付いてくれなかったらどうしよう〜(≧∇≦)

    そもそも
    人間が死ぬってどういうことなんだろう…。

    考えれば考えるほど眠れなくなるのに
    そんなことばかり考えて震えてた(笑)(^_^;)


    この絵本を読んで、
    その頃のことを思い出して
    懐かしい気分になったし、
    こういうことを考えてたのは
    自分だけではなかったんだって
    今更ながらホッとしました(笑)♪


    宇宙の果ては?

    泥棒が入ってきたらどうする?

    永遠の向こうは?

    体を交換できるとしたら、
    だれか私のを選んでくれる?

    いろんな不幸の落とし穴、
    どこまで避けていけるんだろう?


    などなど、
    絵本に出てくる少女の考えることは、
    哲学的で
    答えの出ないことばかり。

    だけど
    『考える』という行為自体が本当は重要で、
    『考える』ことが
    自分を作り、

    夢を見たり、
    妄想したり、
    ファンタジーを信じる心こそが
    想像力を養っていく。

    そしてその想像力こそが
    悪意の拡散を防ぎ、
    人の立場に立って物事を考えたり
    人間力形成に役立っていくと
    自分は思っています。

    絵本にしては
    重量感があって
    かなり分厚い本だけど(笑)、

    誰もが眠れない夜に
    一度は考えたことのあるテーマだと思うので、
    子供の心を知る上でも、

    誰もみな
    不安な子供だったと
    改めて理解する上でも、

    大人になった今でもある
    そんな不安な気持ちと格闘する上でも、

    本当に秀逸な絵本だと思います(^_^)


    シンプルだけど力強い絵柄と、
    『カラフル』『DIVE!!』の
    直木賞作家・森絵都さんによる、
    簡潔でいて
    核心をついた文章も素晴らしい!

  • まず本がすごく分厚い!!

    少女が夜眠る前にいろいろ考える

    死んだ後どうなるのか
    夢をみてる時自分はどこにいるのか

    考えても切りが無いことがいっぱい

    いつか全部の疑問が解決することってあるのかな〜

    • だいさん
      疑問が解決⇒年取っちゃうこと
      疑問が解決⇒年取っちゃうこと
      2015/09/26
  • 少女が、夜ベッドの中で考えること、想像すること、夢見ること、疑問に思うこと、死や永遠にまで思いをはせて、朝を迎える。

  • 眠れない夜の混沌
    私も昔、眠れない夜に大好きな友人がいつか結婚して一緒にいられなく時期がくるんだと考えて泣きながら眠った夜もあった
    いつかこの世を去る日のこととか
    自分の居る意味とか

    今はその時期は過ぎてしまったような気がしてるけど
    あの混沌とした時期にこの本を読んでいたら
    あの救われない気持ちが 
    少しは軽くなったかもしれない

    レビューから図書館で取り寄せて読んでみたが、絵本だと思っていたので、この本の厚みにびっくりした。
    読み語りには向かないだろうが、高学年で読んでみたい本である。

  • ミシェル・レミュー (著), 森 絵都 (翻訳)

  • NDC(9版) 726.6 : 漫画.挿絵.童画


  • 夜眠れない時あるあるが詰まっている。
    こういうこと考えるの自分だけじゃなかったと、
    なんだか救われるような気になった。

    答えは出なくても、それだけで良いと思える。

  • 欧米で数々の賞に輝いた話題の絵本を、森絵都さんの訳で味わえる。誰もが日常のなかで経験する”永い夜”、北国の”永い冬”と結び付けて、春は必ず訪れるとじーっと耐える時。だれかに”ぎゅっ”と抱きしめてほしい時、この絵本が私を抱きしめてくれる。(ちいさな帆))

  • 思いつきが続々とつづられて、発展がないのが残念。

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