聖ヨゼフ脱獄の夜

著者 :
  • 講談社
3.31
  • (0)
  • (4)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062097758

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本当は無罪なのに、それを証言してくれるはずの犯人は別の件で死刑になってしまい、自分は脱獄を繰り返しすぎて無期懲役になってしまったまだ若い男の話。

    同室の皆がとても個性的で好きだったんですが、礼拝堂の不思議な香りのせいで、どんどん死んでしまって悲しかったです。

    しかし、死体から有毒ガスを発生させるなんて、なんという復讐の仕方でしょう。

    最後は革命の波にのまれて生きなおす事を決意して終わり。希望の持てるラストでした。

  • ~裏表紙より~

    開かずの礼拝堂の怪。

    引きずり込まれる悪党と美女。

    15歳の少年ヴィドックは、
    生きて出られぬ苛烈な監獄に送り込まれた。

    不思議な美少女との逢瀬を重ね脱獄の機会を窺ううちに、
    開かずの礼拝堂に行き当たる。

    幽霊に取り殺されるというのは本当か。

    革命派と王党派がしのぎを削るフランスを舞台に展開する
    波乱万丈の歴史ミステリー。


    ~感想~

    ヴィドックってのは実在した人物で、
    『レ・ミゼラブル』のモデルでもあり、
    世界で初の私立探偵らしい。

    一応、『聖アントニウスの殺人』の続編ってなってるけど、
    繋がりは特にないので、
    こっちから読んでも何の支障もナッシング!

    やっぱり、15歳のヴィドック像ってのが想像できず、
    俺の頭の中ではマジメル君がヴィドック役をしていました。

    特にこれと云っ謎解きもないけど、
    娯楽小説としてはなかなか面白いんではないかな。

    囚人に魅力的な人間が多く、
    前作よりかはこっちの方が楽しめた♪


    おしまい。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2022年 『探偵チームKZ事件ノート つぶやく死霊は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤本ひとみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×