シュンペーター―企業者精神・新結合・創造的破壊とは何か

著者 :
  • 講談社
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062097819

作品紹介・あらすじ

大蔵大臣、銀行頭取を歴任後、一転して破産。母、妻子の相次ぐ死による鬱病と闘いながら、経済発展の理論を生み出し、ケインズに対抗した天才の思想と数奇な運命とは…。大不況を解く思想と生涯。

感想・レビュー・書評

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  • ドラッカーを読んでるうちにシュンペーターに興味が出て読んでみました。シュンペーターの生涯と思想を追った本。読みやすいです。
    「産出量の水準に変化が無く、生産・交換・消費などの経済編量が常に同じ規模で循環している状態」に対象を限定した経済学を静態的過程の経済学という。シュンペーターはこの経済学に異議を唱え動態的な経済学を主張する。
    「経済体系のなかには、達成されるかもしれない均衡をそれ自身で撹乱するエネルギーの源泉がある」
    これはつまり「企業家」による「新結合(イノベーション)」の遂行である。
    経済のダイナミクスを初めて捉えた彼の理論には現在も多くの学ぶものがあると感じました。
    経済学を学ぶ人、経済に対する企業の役割を知りたいという人、イノベーションについて知りたいという人、オススメします!

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著者プロフィール

1962年、宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。著作に、『今こそ読みたいガルブレイス』(集英社インターナショナル新書)、『英語原典で読むシュンペーター』(白水社)、『現代経済思想史講義』、『経済学者の勉強術』、『来るべき経済学のために』(橘木俊詔との共著)、『ブックガイド基本の30冊 経済学』(編著、以上四冊は人文書院)など多数。

「2021年 『16歳からの経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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