とんとんとんの こもりうた (講談社の創作絵本)

著者 : いもとようこ

• 講談社 (1999年7月9日発売)

作品紹介・あらすじ

鹿児島県の南の島、奄美大島と徳之島にしかいないアマミノクロウサギは、国の特別天然記念物に指定されています。その子育ては、巣穴に子うさぎを一人残し、母うさぎが2日に1度授乳に訪れるという、珍しいものであることがわかりました。わずか5分間の授乳の後、30分以上もかけて巣穴の入り口をふさぐ母うさぎの行動は、外敵から子を守ろうとする母親の愛情に満ちています。森の奥深く、小さな生命が懸命に生き続けようとする姿を、より多くの人に知ってもらいたいと願っています。

感想・レビュー・書評

[まいこさんの感想 · 2017年3月12日]

アマミノクロウサギという私の住んでいる地域では聞きなれないウサギの親子のお話。
このウサギの習性について学び、ふんわりとした優しい気持ちを感じる絵本です。

[小柳小学校さんの感想 · 2016年12月9日]

2019　 2-2
28年度（3-1）
6分

[ちゅんさんの感想 · 2015年11月25日]

アマミノクロウサギの子育てのお話

[てんさらさんの感想 · 2014年6月15日]

子ども達より、親御さんが感動していました。

[unknownさんの感想 · 2013年1月1日]

奄美の黒うさぎのお母さんは、子供を穴の中で育てる。
２日に１回やってきて、乳を飲ませると、また穴に土で蓋をして去っていく。
赤ちゃんはその間一人。
お母さんは赤ちゃんが眠るまで土をとんとんとんと叩いて穴を塞いでいるようだった。
そして、赤ちゃんが成長したら、一緒に穴の外で生活するのだった。

奄美大島に住む黒うさぎの生態の絵本。

お母さんも一緒に穴の中に住めばいいと思うのに、そういうわけにはいかないのかな。

[fasoramoonさんの感想 · 2011年11月9日]

すごくいい絵本。おすすめ。特に郷土に関する絵本として、すばらしい。

[あきほなこうちゃん。さんの感想 · 2011年10月30日]

生まれたてのうさぎさんの、子育てにまつわる辛いお話。

[9oniさんの感想 · 2011年2月2日]

可愛い挿絵と、おかあさんとこどものほっこりする内容がとても心温まりました。
途中、お母さんがこどもを置いて出かけたときは、「戻ってくるのだろうか」「置いてけぼりにならないだろうか？」と怖がりの私（←母親がっ！！）ドキドキしてしまいました。
小さなうさぎの旅立ちに母子ともにホッコリしました♪

[sunshine1986さんの感想 · 2010年7月14日]

あまみのくろうさぎの坊やのおはなし。

[水さんの感想 · 2008年10月9日]

おっぱいをあげてたころの自分と重ねて読んでしまって、泣けました。
アマミノクロウサギをもとにしたお話。

著者プロフィール

絵本作家。兵庫県生まれ。ボローニャ国際児童図書展エルバ賞とグラフィック賞を受賞。作品に『いとしの犬ハチ』「あかちゃんのためのえほん」シリーズ（講談社）、『まほうのあけだま』『まいにちがプレゼント』（金の星社）など400タイトル以上。

「2023年 『ともだちだもん！』 で使われていた紹介文から引用しています。」