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- Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062098496
感想・レビュー・書評
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蝦夷の実力を知る坂上田村麻呂は蝦夷群の懐柔と切り崩しを始める.阿弖流為たちとの交流も描かれる.阿弖流為は最後までかっこ良すぎる.
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真のもののふに会えたか。舞台は平安時代初期の東北地方。強大な朝廷軍に対し少ない戦力で蝦夷の心を守った英雄アテルイ。反逆した賊徒とのイメージを大きく払拭する作品に仕上がっている。智徳体全て備えるアテルイと偉大なる将軍坂上田村麻呂と手に汗握る智の攻防。蝦夷の心を守るため和議を引き出す。自らを犠牲にして最後まで勝ち続けそして降伏。多分諸葛孔明でも見抜けぬ戦術。「戦って死ぬ者より生き残って種子を育てるものの方が重要な存在」ふかーい。東北3部作。後2作品も読まねば!