機能不全家族: 親になりきれない親たち

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 52
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062099301

作品紹介・あらすじ

子どもとの間違ったコミュニケーションが、家族を不幸にしている。違っていたら、やり直せばいい。人生に、家族に、遅すぎることはない。機能する家族とはどんな家族か、そういう家族を築くにはどうしたらいいかを考える中で、浮かび上がってきた、父親業、母親業の「仕方」。ベストセラー『アダルト・チルドレンと癒し』の著者の最新話題作。

感想・レビュー・書評

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  • 機能不全な家族の中で育ったアダルト・チルドレン、共依存症、心的外傷(トラウマ)を受けた人たちの治療にあたっている西尾 和美さんが、機能不全家族について、そして健全な家族とは、現代社会における家庭はストレスでいっぱいです。
    親が健全に機能する家族を築き、よい人間関係を築き上げる努力をし、子どもをリードしていくことは欠かせません。
    これまで以上に、子どもが逆境に耐えられるだけのたくましさと、自分と周りの人たちに対する優しさを身につけることができるような土台をつくるのが家族の役目です。
    子どもを守るはずの親が子どもを虐待したり暴力をふるう家族は、まさに機能不全家族といえるでしょう、について書いた本です。
    発達課題や子供との関係を良くするための、リフレクティブリスニング、アクティブリスニングについても詳しく書いてあり、自分の心の傷を癒し、子供を自分とは別の人格を持った一人の人間として接するための新しい親業を学ぶために役立つ本です。

  • 2012.2.8 初読 市立図書館

    アダルトチルドレンのことだけでなく、親子関係での対処の仕方(コーチングや勇気づけに通じる)も書いてあって、かなり参考になる本でした。

  • 虐待の連鎖を断ち切るって難しい

    機能不全に陥らないためには
    夫の協力は不可欠

  • 他人(子供)への上手な怒り方が載っていた。皮肉っぽい言い方、罵倒や悪態をつかないように、相手に言いたいことを伝えること。
    「お前は駄目なやつだ」→「今回はうまくいかなかったけど、もう一度やってみるといいよ」など、例が載っていて参考になった。

  •  自分が親になる希望を捨てず、親業を学びたいと思って買った本。

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