勝負の分かれ目: メディアの生き残りに賭けた男たちの物語

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  • Amazon.co.jp ・本 (558ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062099622

感想・レビュー・書評

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  • 「最大の差は「ブルームバーグ」は顧客が望む情報を流すのに対し、『ジャーナル』の取材では、読者がどう考えるべきか、それを示唆する記事を流すのだった。例えば、バンダイとセガの合併が流れた時、「ブルームバーグ」はすぐさま、その事実をターミナルに流し、それが株価に与える影響を、情報を入手次第流していく。『ジャーナル』の場合は、合併の破綻が何を意味しているのかを読者に提示した。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。アルツハイマー病の研究の歴史について、2000年代から興味を持つ。日・米・欧の主要人物に取材し、研究者、医者、製薬会社そして患者とその家族のドラマを積み上げる形で、本書をものした。1993年コロンビア大学ジャーナリズム・スクール国際報道上級課程修了。著書に『アメリカ・ジャーナリズム』(丸善)、『勝負の分かれ目』(KADOKAWA)、『2050年のメディア』(文藝春秋)がある。慶應SFCと上智新聞学科で「2050年のメディア」の講座を持つ。

「2021年 『アルツハイマー征服』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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