時代が変わった

著者 :
  • 講談社
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062099806

作品紹介・あらすじ

20世紀を生きてきたわれわれが想像もしなかった「別の時代」がやってきた。国家、企業、地域、家族など、これまで造り上げてきた組織や価値が崩壊しはじめた。かつての社会とは非連続な"超時代"を生き抜くための知恵が、この本にはある。

感想・レビュー・書評

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  • フォトリーディング&高速リーディング。途中ゆっくり熟読。

    2001年12月初版発行の本で、「時代が変わった」というタイトルは新しい世紀を意識してのこと。20年前ではあるが、テクノロジー面はさておき、これからの時代をどう生きるのかということについては学べると思った。

    内容は過去数世紀にわたる歴史の変遷を振り返るというもの。教科書的な内容だが、堺屋氏独特の視点で読者をひきつける。それゆえにいま読んでもとても面白く、大変ためになると思わされた。

    ただ一点、家康の旗印の「厭離穢土/欣求浄土」の解釈が違うと思った。本来は浄土思想で、「この世を忌み嫌い/ただひたすら極楽浄土を求める」という意味であると聞く。私の解釈の方が間違えであると言う事はまずないと思うが、あの知の巨人の様な堺屋太一氏が妙な解釈で説明していた。いわく、家康は「この世がただ平和に浄化されることを求め、戦国を終わらせたい思いだった」という様な解釈を述べておられた。
    イケイケどんどんの秀吉政権が終わり、民衆も指導者も平和と安定を求めた、という解釈であった。
    浄土教関係者でなくとも、ちょっとこれは失笑するような間違いなので、逆に私の方が間違いなのかと思わされてもいる。しかしこれに関してはそんなことはないと思う。

    総括としては、これからは過去の成功からは学べない、という事を述べておられた。(過去については学んでも、20世紀の物質的成功は、これからは繰り返せないと言う事。)

    いずれにせよ、大変興味深い本で、情報量が多く濃く深い本であった。このジャンル自己評価最高の星四つとする。

  •  堺屋さんのは,ほとんど,読んでるけど,この本の内容,思い出せないなあ。 

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著者プロフィール

堺屋太一

一九三五年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業。通商産業省(現経済産業省)に入省し、日本万国博覧会を企画、開催したほか、沖縄海洋博覧会や「サンシャイン計画」を推進した。在職中の七五年、『油断!』で作家デビュー。七八年に退官し、執筆、講演、イベントプロデュースを行う。予測小説の分野を拓き、経済、文明評論、歴史小説など多くの作品を発表。「団塊の世代」という言葉を生んだ同名作をはじめ、『峠の群像』『知価革命』など多くの作品がベストセラーとなった。一九九八年から二〇〇〇年まで小渕恵三、森喜朗内閣で経済企画庁長官、二〇一三年から安倍晋三内閣の内閣官房参与を務めた。一九年、没。

「2022年 『組織の盛衰 決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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