「超」発想法

著者 :
  • 講談社
3.20
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本棚登録 : 198
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062099912

作品紹介・あらすじ

『「超」発想法』の基本5原則。(1)発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。模倣なくして創造なし。(2)アイディアの組み換えは、頭の中で行なわれる。(3)データを頭に詰め込む作業(勉強)が、まず必要。(4)環境が発想を左右する。(5)強いモチベーションが必要。これまでの「発想法」の殻を打ち破る。

感想・レビュー・書評

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  • 発想の本質は考え続けること、に納得。
    具体的すぎる説明はかえって本質をわかりにくくする、という説明に、日頃の自分を反省しました。
    適度な抽象化は必要なのですね。今後、意識していきます。

  • 野口氏が一般にも広く知られるようになった「超整理法」に
    比べると、他の著書はいずれも普通な感じは否めない。
    いや、レベルが低いわけでは決してないんだけど、
    「超整理法」が提示した手法があまりにもインパクト大だったので。
    現在においては、(特にデスクワークにおいての)発想手法に
    関する本ではITの活用が主なテーマとなっているものが多いが、
    本書は2000年の発行ということもあってそのあたりの古さはある。
    これは当然のことなので、クラウドコンピューティングの隆盛等を
    踏まえて2010年版にアップデートしたものを読んでみたいかな。

  •  とくにすごいことが書いてあるわけではない。
    新しい発想は、すでにあるアイデアの新しい組み合わせや組み換えで生じる。
    だから、一発大物狙いではなく、地道にたくさんの知識を詰込むことから始めるべし。
    学問に王道なし。
     KJ法批判、パソコン利用法など。
    著者の多読、多識には感心する

  • 7月3日読了。発想を生むための行動とは、(1)先人を模倣すること、(2)とにかく着手し、常にやり続けること。この2点に尽きるようだ・・・。グータラした天才が突然天啓を得る、などというのはフィクションの中のお話か。「モーツァルトを聴けばよい発想が産まれるのであれば、交響楽団員からは発明が続出しているはず」というくだりにはニヤリとさせられた。

  • 発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。模倣なくして創造なし。

    だからまず、たくさんの情報と知識を頭に詰め込む。
    詰め込んだら、静かな場所をゆっくり散歩する。
    散歩しながら考え続ける。

    そうしてれば、「何かと何かの組み合わせ」を思いつくんだって。

    発想力がない、っていう思い込みを捨てれば誰でも発想できるんだって。やった。

  • 「アイデア」という言葉を聞いただけで吐き気がしそうだ。そんなもの早々思い浮かぶわけが無い、人間ならばそう思うはずだ。
    <br><br>
    この本で語られるアイデアの法則は、アイデアを生み出す方法論ではない。冒頭で述べられる5つの原則があれば成り立つものであり、その原則ですら普段やっていることなのだ。
    <br><br>
    読むと、なんだか自分のやっていることが間違いでないと思うし、アイデアを生むということが苦でなくなる。そんな気持ちにさせてくれる1冊だ。

  • アイディアが牽引するIT時代(ヤフーやデル)
    自動車産業→従業員の協調→QCが重要で日本はリードできた。
    どんな産業でもアイディアは必要→会社人間からアイディア人間へ

    ①発想は既存のアイディアの組み換え。模倣なくして創造なし。
    アイディアの組み換えは頭の中で。不要な組み合わせは自動的に排除する能力を持っている。
    関連する知識や情報が必要→知識が多いほど組み合わせを見出す可能性大。

    ②多数の組み合わせから有用なものを選び出す。
    成功の記憶による直観力。偶然≒考え続けたから発見できたにすぎない。
    没頭期(読書、資料調査)→潜伏期(さまざまな組み合わせの検証)→啓示期(偶然のきっかけ)→検証期(仕上げ)

    ③発想の敵
    異質なものの拒否、新しいものへの敵意。
    思い込み、先入観。→誤った分類を信じ込まないように注意する。
    どんな創造的な人も将来の可能性の予測には失敗した。
    (ビルゲイツ 640KBで十分。トーマスワトソン コンピュータの需要は5台)
    ④誤った発想法
    KJ(川喜田二郎)法 カードの並び替え→頭の中でやるべき

    ⑤正しい発想法
    無意識に使えないと役にたたない。
    現実を単純化、抽象化して近似的にモデル化する→多くの学問で基本的な役割。図を描く。
    発想のためには仕事に関して現役である必要がある。(頭を一杯にする→環境の変化→発見)
    発想のための集中できる環境の整備。テレビは受動的すぎる。

    ピンチ脱出法(最悪の場合を想定して発想する)→平時にも役に立つ。

    たまり場、カフェ→発想インキュベーダー
    パソコンでは全体構想がなくても書き始められる→書くことで考える

  • 1、原理と原則
    <基本原則>
    ①発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。
    模倣なくして創造なし
    ②アイディアの組み換えは、頭の中で行われる
    ③データを頭に詰め込む作業(勉強)がまず必要
    ④環境が発想を左右する
    ⑤強いモチベーションが必要

    <発想はどのように行われるか>
    ・無用のものを試みないで捨てる直観力も大切。
    ・無益な組み合わせは、有能な発見者の精神には浮かばない。意識に現れるのは、有用な組み合わせとその候補だけである
    ・きわめて多数の組み合わせの中から有用なものを選び出すのは、審美的な感覚である。
    ・審美的感情は、成功の記憶によって形成されると考えられる。
    ・ある問題について考え続けていたために、偶然のできごとがきっかけとなって、大発見に導かれる。
    ・考え続けていれば、周囲の状況を吸収する能力が高まり、きかけをつかむことができる。だから、発想の条件は、考え続けることだ。
    ・意識的な活動ののちに、無意識的な活動が生じる。その結果が「啓示」となって現れる。
    ・無意識活動は、意識のごく近くにある「控えの間」で行われるらしい
    ・アイディアが生み出されるまでの過程は、没頭期、潜伏期、啓示期に分けられる。

    2、敵

    3、方法と環境
    ・逆向き発想法
    ・図を用いる
    ・集中した作業のあとに環境が少し変化すると、「啓示」が得られることが多い(散歩、風呂、ベッド)
    ・歩くことは特別有効。
    頭を材料でいっぱいにしてから歩くことは、発想のための最も手軽で最も確実な技術。
    ・メモをとる
    ・作業途中の段階で草稿を読んでもらうことは重要。気がつかない指摘をもらえるし、自分の中に「読者の目」ができる

  •  地頭力を鍛える前に、
     「発想のためには、必要な知識をまず頭に詰め込む必要がある」

  • 野口悠紀雄でさえ、簡単な発想法などないと言うことが分かった

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著者プロフィール

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て2017年9月より早稲田大学ビジネスファイナンス研究センター顧問。専攻はファイナンス理論、日本経済論。ベストセラー多数。Twitterアカウント:@yukionoguchi10

「2018年 『「超」整理手帳 スケジュール・シート スタンダード2019』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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