- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062099912
作品紹介・あらすじ
『「超」発想法』の基本5原則。(1)発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。模倣なくして創造なし。(2)アイディアの組み換えは、頭の中で行なわれる。(3)データを頭に詰め込む作業(勉強)が、まず必要。(4)環境が発想を左右する。(5)強いモチベーションが必要。これまでの「発想法」の殻を打ち破る。
感想・レビュー・書評
-
発想の本質は考え続けること、に納得。
具体的すぎる説明はかえって本質をわかりにくくする、という説明に、日頃の自分を反省しました。
適度な抽象化は必要なのですね。今後、意識していきます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
野口氏が一般にも広く知られるようになった「超整理法」に
比べると、他の著書はいずれも普通な感じは否めない。
いや、レベルが低いわけでは決してないんだけど、
「超整理法」が提示した手法があまりにもインパクト大だったので。
現在においては、(特にデスクワークにおいての)発想手法に
関する本ではITの活用が主なテーマとなっているものが多いが、
本書は2000年の発行ということもあってそのあたりの古さはある。
これは当然のことなので、クラウドコンピューティングの隆盛等を
踏まえて2010年版にアップデートしたものを読んでみたいかな。 -
とくにすごいことが書いてあるわけではない。
新しい発想は、すでにあるアイデアの新しい組み合わせや組み換えで生じる。
だから、一発大物狙いではなく、地道にたくさんの知識を詰込むことから始めるべし。
学問に王道なし。
KJ法批判、パソコン利用法など。
著者の多読、多識には感心する -
7月3日読了。発想を生むための行動とは、(1)先人を模倣すること、(2)とにかく着手し、常にやり続けること。この2点に尽きるようだ・・・。グータラした天才が突然天啓を得る、などというのはフィクションの中のお話か。「モーツァルトを聴けばよい発想が産まれるのであれば、交響楽団員からは発明が続出しているはず」というくだりにはニヤリとさせられた。
-
発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。模倣なくして創造なし。
だからまず、たくさんの情報と知識を頭に詰め込む。
詰め込んだら、静かな場所をゆっくり散歩する。
散歩しながら考え続ける。
そうしてれば、「何かと何かの組み合わせ」を思いつくんだって。
発想力がない、っていう思い込みを捨てれば誰でも発想できるんだって。やった。 -
「アイデア」という言葉を聞いただけで吐き気がしそうだ。そんなもの早々思い浮かぶわけが無い、人間ならばそう思うはずだ。
<br><br>
この本で語られるアイデアの法則は、アイデアを生み出す方法論ではない。冒頭で述べられる5つの原則があれば成り立つものであり、その原則ですら普段やっていることなのだ。
<br><br>
読むと、なんだか自分のやっていることが間違いでないと思うし、アイデアを生むということが苦でなくなる。そんな気持ちにさせてくれる1冊だ。
-
自己啓発本。企画の仕事の関係で読んだ。
-
発想は、すでにあるアイデアの組み換え。創造的剽窃行為。
アイデアの組み換えは、頭の中で行われる。カードなどではない。
データを頭の中に詰め込む作業がまず必要。
環境が発想を左右する=周囲に知的な人がいること、集中できること、など。
強いモチベーションが必要。
カギは明かりのある所を探せ=「物理の超発想」クラウスすぐに見つかりそうなのはそこしかないから。
考え続ける=頭の中を材料で一杯にしておけば何かのアイディアが出てくる。
集中した後に環境が少し変化すると何かが得られる。
頭を一杯にしてから歩く。
テレビは脳を受動的にするという意味で発想の障害となる。「滅びゆく思考力」 -
2色刷で読み易い。
発想=独創的なものを生み出す。ではなく、出発点は模倣でよい。それには大量の知識が必要である。
また、まず始める。ということが大事。
大雑把にとらえるとこの2点に集約されると思われるが、
これは過去の著名な人にも当てはまっており、且つ自分自身でも思い当たることがあり、再認識できた。 -
【由来】
・もともとはhotnoで講談社が安かったので買ってもいいかと思ったのがきっかけ。でも図書館にあったし、わざわざ所有するほどでもないかもと思い、まずは軽くチェック。
【期待したもの】
・
【要約】
・
【ノート】
・2000年で、外山滋比古の「思考の整理<span style="color:#ff0000;"><b>学</b></span>」が1986年。その差14年。それだけの内容の発展はない。KJ法をえらくこけおろしている。学者なので「本質的でないものを切り捨てて現実を近似するのがモデル構築のポイント」とは言ってるが、学問の世界では当たり前のことですよね。
【目次】