わかってきました。科学の急所

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 22
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062100199

作品紹介・あらすじ

老人力の大家は実は「科学のファン」だった。失踪猫の捜し方から「タンポポ・ハウス」まで「酔い」の研究から宇宙物理学まで、好奇心のおもむくまま、科学の現場を訪問した。

感想・レビュー・書評

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  • リケジョがもてはやされる世の中の空気を読んで、文系が理系を語る、みたいな本を読みました。

    作者の赤瀬川さん(昔流行った「老人力」という本を書いた人)は僕と同じ根っからの文系だけど、科学に興味があるので「自分は理系な人」だと思っていたが、本物の理系の人に↓の様にいわれて、自分は理系ではなくただの理科系ファンだと気づかされて意気消沈したという。

    『理科系というのは結局は数学世界なんだよ。数学で物を考えられるのが理科系の根本のところ』『数学を言葉として読めるのか(読めないなら理系ではない)』

    数学を言葉として読む、とはいかなることか。『1192』をみて『おー、鎌倉幕府』と思う、とか、JR釧路駅の看板を見て「んー」と唸る、とかではないようで、結局、僕も理系にはなれないようだ。

    赤瀬川さんは『数学は僕にとっては外国語だ』『数学を何とか普通の言葉に翻訳してくれないものかと思う』という。ほんと、そう思う。

  • 失踪動物探しや植物のコミュニケーションの話は興味が引かれるんだけれども、全体的にあんまりパッとしないというかピピッと来ないというか……。うーん、十年前に出版されてるから当然といえば当然なのか?
    科学ファンの作者が自分の思ったことを書いているのがメインで、それぞれの分野の説明がメインではないので、そこが私が読みたいのとズレていたっていのはある。

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著者プロフィール

赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい)
1937年横浜生まれ。画家。作家。路上観察学会会員。武蔵野美術学校中退。前衛芸術家、千円札事件被告、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』(尾辻(★正字)克彦の筆名で発表)で第84回芥川賞を受賞。著書に『自分の謎(★正字)』『四角形の歴史』『新解さんの謎(★謎)』『超芸術トマソン』『ゼロ発信』『老人力』『赤瀬川原平の日本美術観察隊』『名画読本〈日本画編〉どう味わうか』。また、山下裕二氏との共著に『日本美術応援団』『日本美術観光団』『京都、オトナの修学旅行』などがある。2014年逝去。

「2022年 『ふしぎなお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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