- Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062100243
作品紹介・あらすじ
プリンス・エドワード島は、カナダの大西洋南岸セント・ローレンス湾に浮かぶ小舟の形をした小さな島。古来よりアベグエイト(波間に浮かぶ揺りかご)と呼ばれ、パッチワークのように広がる豊かな緑や赤い土に彩られた自然と、花や動物、そして人々の暮らしが見事に調和した美しい島である。
ここで生まれたL.M.モンゴメリが創作した『赤毛のアン』の世界が今もいたる所に息づき、世界中から訪れる人々を慰撫する。本書は、この島に青春の旅の途次で出会い、魅せられ、10年以上に亘って撮り続けている写真家吉村和敏のベストショットを集めた清新な詩情溢れる写真集。“世界一美しい島の物語”がこの一冊に──。
感想・レビュー・書評
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何回みてもいい!泣きそうになるぐらい、いい!前は気づかなかったけどコメントもなかなかいい!
遥かな入江
PM9:00、陽が沈み、海と陸の温度差がなくなると、凪ぎの時が訪れる。
ゆるやかに入江の形に姿を変えた春雲は、自身の姿を水の鏡に映し出した。
この時ぼくは、目の前の風景に強く吸い込まれていくような感覚を味わった。
郷愁
島で暮らす若者は本土に憧れ、本土で暮らす老人は島に憧れる。
ぼくはときどき、この地が「一つの島」であることを強く意識する。
2月のある日、美しい夕焼けが出た。でも、どこか寂しい美しさ。
冬の黄昏
太陽が沈んでからも、残像へ向かって走りつづけた。
光と影が織りなす絶妙なバランスが、島の美を生み出していると知ったのは、何年もたってからだった。
光と闇、島と本土、海と陸の相補性みたいなものを意識させられる。。。
無理に全部混じる必要はない。ある程度の住み分けと、ほんの少しの調和というか折り合い、グラデーションかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プリンスエドワード島の四季が楽しめる写真集。
赤毛のアンの舞台であるこの島にいつか行ってみたい。
【熊本学園大学:P.N. ANAN】 -
美しい。もっと大きいと感動も大きくなるのだけれども。
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私は写真は見ることは好きだけど、
撮らないので、技術的なことはよく分からないけど
自然の織りなす美しさに
ただただ感動できる写真集だと思う。 -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:295.131||Y
資料ID:50001334 -
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著者プロフィール
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