嘘をもうひとつだけ

著者 :
  • 講談社
3.24
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本棚登録 : 1255
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062100489

感想・レビュー・書評

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  • 短編集だったんだ・・・。第一編を読んだ感想。本の名前にもなっている『嘘をもうひとつだけ』はあまり印象に残るような話ではなく。しかしその後、じわじわと加賀氏が味を出し、引き込まれていく。

  • 加賀シリーズ。
    連作になっていて読みやすい感じ。
    「友の助言」が好きかな。

  • あっさり短編集。
    勧善懲悪ではなく嘘をつく犯人に切なさを覚えてしまう。
    「狂った計算」のどんでん返しにやられた。

  • (収録作品)嘘をもうひとつだけ/冷たい灼熱/第二の希望/狂った計算/友の助言

  • 今話題の新参者に出てくる、加賀刑事の短編。完全に阿部寛を想像して読んでいた。読みやすいけど、殺人事件ってのがちょっとなあ。

  • バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに1人の刑事がやってきた。彼女に殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。ところが…。嘘にしばられ嘘にからめとられていく人間の悲哀を描く、新しい形のミステリー。(amazonより抜粋)

    「嘘」に関わる短編集でした。
    どの作品も面白い。そして加賀刑事登場です。
    一番好きなのは「友の助言」でしょうか。東野さんは短編も上手い!

  • 図書館で借りた本。2月22日読了。
    ちょっとした動機でフツウの人たちが犯してしまった殺人事件の数々。日常に潜む殺意、なんて今どき陳腐な気がするけれど、この本も東野さんにしては結構陳腐だったと思う。動機も今一つ納得出来ないものが多かったです。ちょっと残念な一冊。東野さんって、面白いのはすごく面白いのに、面白くないのって「あれ?」ってくらい面白くなかったりするのが不思議ですね。

  • ●あらすじ●
    誰もが平気で嘘をつくわけではない。
    正直に生きていきたいと望んでいたのに、落とし穴にはまりこみ思わぬ過ちを犯してしまった人間たち。そしてそれを隠すため、さらに秘密を抱え込む……。

    バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに1人の刑事がやってきた。彼女に殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。ところが……。嘘にしばられ嘘にからめとられていく人間の悲哀を描く、新しい形のミステリー!

  • 男女の機微がからむ殺人事件を扱った短編集

    加賀刑事がいい味出してます。

  • 加賀恭一郎シリーズはほんとに好き。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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