だから、あなたも生きぬいて

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1630
感想 : 250
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062100588

作品紹介・あらすじ

著者は、中学2年のとき、いじめを苦にして自殺を図る。その後、坂道を転げ落ちるように、非行に走る。16歳で、「極道の妻」になり、6年間、その世界に生きる。現在の養父・浩三郎さんに出会って、立ち直り、「猛勉強」の末に、29歳で「司法試験」に合格する。現在、少年犯罪を担当する弁護士となって、4年たつ。涙もいっぱいでるけど、元気もたくさんでる本です。

感想・レビュー・書評

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  • 人生は周りの環境や自分の努力次第で良くも悪くもなると思わされた一冊。
    子を思う親の気持ちに涙が止まらなかった。

  • (2024/02/15 1h)

  • 光代さんの、強く生き抜く姿に感銘しました。

    私でもできるから、きっとあなたもできるよ、
    そんなメッセージを隅々まで散りばめてある素敵な著書でした。

    調べてみたらエッセイも出されてるみたいなのでそちらも拝読させていただきます。

  • この本によって救われる人がどれほどいるのだろうか。たくさんの人の人生を変え得るであろう一冊。特に、非行と呼ばれる行為に走ったことがある人には、より一層刺さることと思う。

    とんでもないいじめを経験し、自らのお腹を刺しまくり自殺未遂。中卒、その後非行に走り、極道の妻となり、そこからなんと弁護士になるという、、希望の光。この本によって奮い立たされた、更生した、という著名人が多いことも納得の1冊。なんと尊い人なのだろう、、そして、自身の温室育ちさにあぐらをかいてしまっていることに気付かされる。

  • リスペクト。
    極道の妻時代のことや少年事件の話も知りたかった。

  • いつまでも立ち直ろうとしないのは俺のせいか

    甘えるなと

    死のうとして死ねなかったというところ

    自暴自棄になって社会に反抗する→行くところまで行く

    自分に向き合ってくれる人に出会う

    更生していく????

    行くところまで行くことは無駄だと判断した過去の自分のせいか

    現状を受け流していく姿勢となり、自覚しない限りいつまでも解決しない

    自殺未遂をしたのも 俺が弱かったから?

    →論理的帰結、それしかとる手段がなかった

    →敵に損害を与える方法がそれしかなかった

    道を踏み外したのも、自分が選択したこと

    →そうだ、おれが選択した道だ

    誰のせいでもない、悪いとすれば俺の選択が間違っている

    そして、過去のすべてを断ち切った

    一人暮らし

    それまで恨みつらみに向けていたエネルギーをそこに集中する

    ひがみ根性すぐ挫折しそうになる

    →ここまでやっていれば挫折しても文句はないだろうというポイント、手抜き工事 面倒になって辞める

    いつまで、悪い時の根性もっとるんや

    やるところまでやったか?

    飽きるまでやったか?

    →やったような気がする 旅行、アニメ、漫画

    若いエネルギーを全力でぶつけられる対象がないといけないのかもしれない それが若さってやつか?自分の限界を知る?

    いまこそ出発点

    人生とは毎日が訓練の場である

    失敗できる訓練の場

    生きているを喜ぶ訓練の場

    今この幸せを喜ぶこともなく

    いつどこで幸せになるのか

    この喜びをもとに全力で進めよう

    わたくし自信の将来は

    今この瞬間ここにある

    今ここで頑張らずにいつ頑張る

    京都大仙院 尾関宗園

    家族、世間、への不満や怒りを道を踏み外すことで解消しようとしても

    それは全部自分に跳ね返ってくる

    →それがわかっていたから、非行に走らなかったのは良い事だ、さぼり癖がついてしまったけれど

    周りの人の言う事をよく聞いて、素直に生きてほしい

    あきらめたら、あかん

    キレて困ることは

    片づけなければならない事

    全てがどうでもよくなり、自殺したくなるということ

    結局俺に向いてることは今までどうり、無償の愛、都合のいい愛

    日常的な

    あんまり親を貶めて、あいつらの悪い面ばかりに注目すると

    ニートが深まるような気がする

    余り関わらないほうがいいね

    考えたくなくて不良になるか、考え潰れて引きこもりになるかの両極あるとおもうんだよなあ

    おなじくエネルギーの使い道が極端な例けれども

    そんなに考えても仕方がないなら、ただ知識やスキルを身に着けて、何も考えずに社会に出た方がいいのではないか

  • 感想
    向上への執心。それを支えてくれる理解者との出会い。運悪く谷にハマってしまうことはある。どうやって抜け出すか。自分と周りの協力が必須。

  • 大切な人を失って夢も分からなくなりただ逃げていた時に読んだ本。
    壮絶な人生を綴ったこの本は
    「あなたはこれほどじゃないから頑張れるでしょ?」
    ではなくて
    「今しんどいあなたの解決策になれますように」と語りかけてくれる。
    また試練にぶち当たったので再度読みたいなあ
    最悪の境遇に立たされている人こそ読んで欲しい。

  • 学生のとき以来の再読。

  • 大平先生の壮絶な人生を語った自伝です。いじめ問題の深刻さに気づかされました。ご本人の勉強に対する執念とも言える努力に感動させられました。スゴイ本です。一人でも多くの方に読んで欲しいです。

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