ぼんくら

著者 :
  • 講談社
3.83
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本棚登録 : 1059
感想 : 169
  • Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062100885

作品紹介・あらすじ

長屋からひとりずつ人が消えていく。店子を襲った殺し屋、差配人の出奔、謎の新興宗教騒ぎ。江戸下町の長屋で連続する事件の裏の陰謀に、同心・井筒平四郎と超美形少年・弓之助が挑む。

感想・レビュー・書評

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  • 2013年5月14日再読

    読んでいるうちに、そうそうそうだった、といろいろ思い出しました。
    弓之助がまだおこちゃまだなぁ。かわいいなぁ。
    しかも、なかなか登場しないし。

    鉄瓶長屋で起こった殺人事件を端緒に、つぎつぎ騒動が起き、住人はどんどん減っていく。
    地主の湊屋の面々と、新しい差配人の佐吉と、鉄瓶長屋の住人を巻き込む事件が、物語の中心にしっかりあって、「おまえさん」のほうがそれぞれのキャラがより活きて周辺の小ネタで何倍にも楽しめた感じかな。

    これはこれで、とてもおもしろかった。
    「日暮らし」も思い出されてきたけど、もう一度読み返そうと思います。

  • 2020/10/28 読了

    だいぶ前に読んだ気がするけど、もう一度!
    ぼんくらシリーズの次を読まなくては。

    前回読んだ時、私がどう感じたかはすっかり忘れてしまったけど、
    こんな井筒平四郎みたいな面倒臭がり屋さんばかりだったら
    こんな大事にならなかったのにと思ってしまった。

    憎悪が憎悪を連れてくるよね。

  • 本書発行時に読んでいるが、細かいところはすっかり忘れており、テレビ放映を機に14年ぶりの再読。
    やはり、映像の力は強く、読み進むうちに登場人物に、ドラマ出演者の顔が浮かんできてしまう。
    作品がよく映像化される湊かなえ氏が、新聞のエッセイで書いている。「一度、作品を視るとどの役もその方以外考えられなくなるほど、頭の中で上書きされ、本を読み返す時も役者の顔が浮かんでくるようになります。そうなると、作品の色が少し変わって見えたりもするのですが、その変化がまた楽しく、先に本を読んでいると作品を2度味わえるな、とニンマリしてしまいます。」
    言いえて妙で、こういう楽しみも、読書の楽しみの一つと言えるかも。

  • 長屋からひとりずつ人が消えていく。店子を襲った殺し屋、差配人の出奔、謎の新興宗教騒ぎ。江戸下町の長屋で連続する事件の裏の陰謀に、同心・井筒平四郎と超美形少年・弓之助が挑む。奉行所きっての怠けもの同心・井筒平四郎、超美形少年の弓之助のほか、神出鬼没の隠密同心・黒豆、回向院の茂七の手下・政五郎、驚異の人間テレコ・おでこ、若き差配人・佐吉と伝書鳩の官九郎など、最強キャラクターが続々登場!

  • おもしろかった。次が楽しみ。

  • 久しぶりに宮部みゆきを読んでみたら、夢中になってしまった。
    時代物、いいじゃないか。

    弓之助とおでこさんがかわいい。
    『日暮し』『おまえさん』と続けて読んだけれど、もっとシリーズで読みたいな。

  • たまたまドラマでやっているのを観たら面白く、続きが待ちきれずに図書館で借りて読破。母親のことも鉄瓶長屋のことも真実を知らずにただただ翻弄され、それでも真面目に頑張る実直で律儀な佐吉さんが好き。これを読み終わった時点では少しもやもやが残り「理解はできるが完全に納得したとは言えない」といった印象。すぐに続編の『日暮らし』も借りてきた。
    [読書メータ―から]

  • 2017.05.01

  • 「ぼんくら」ってタイトルだから、人情味溢れる話だろうと思っていたら、殺人事件も起きちゃうミステリーだった。ストーリーが嫌。頑張っている人を騙したりしていて読んでいて不快だった。でも登場人物たちのキャラは好き。ぼんくらな平四郎が良い。

  • 連作短編6編+長編1編
    鉄瓶長屋を舞台に起こる店子達の不穏な事件.それが一つに集約されていくのが見事.登場人物もそれぞれが魅力的だが,何と言っても養子の話の出ている顔の綺麗すぎる弓之助がアンバランスな魅力で微笑ましい.

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール読物新人賞を受賞。『龍は眠る』(日本推理作家協会賞)、『本所深川ふしぎ草子』(吉川英治文学新人賞)、『火車』(山本周五郎賞)、『理由』(直木賞)ほか著書、受賞歴多数。

「2021年 『ブレイブ・ストーリー 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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