アジアパー伝

著者 : 西原理恵子 鴨志田穣

• 講談社 (2000年4月20日発売)

感想・レビュー・書評

[ともたろうさんの感想 · 2007年11月23日]

何故、鴨志田氏が亡くなる前にこの本に出会わなかったんだろう?！　西原漫画との絶妙な掛け合い。凄い夫婦だ…　

[ryozo3さんの感想 · 2007年9月21日]

鴨ちゃんの作品をちゃんと読んだのは初めて。で、読みかけてる時に、亡くなったことを知った。ショック！！
多分サイバラ漫画の中の鴨ちゃんしか知らなかったら（この本読んでなかったら）そんなにショックじゃないんだけど。
これ読んでみて、心がキレイでまっすぐだから、弱い人だったんだなぁ。。。ってわかったので、なんだか涙が出ちゃいました。
合掌。

[チヒロウさんの感想 · 2006年10月18日]

私的に、これは、西原モノの中でもかなり傑作。鴨ちゃんの文章も、文章変だし、漢字間違ってるし、稚拙としか言い様がないけど。でも味があるし、底辺で生きる人たちの「何か」が伝わってくる。「底辺で生きる人たち」なんて言い方は傲慢かもしれないけど。読みながら、タイの湿気た暑さと、けだるい人々と、皮膚病で体中がただれた野犬を思い出した。 (2000 Jun)

[miuさんの感想 · 2005年10月12日]

イラクで亡くなった橋田信介氏との出会い他、おもしろおかしくディープなタイ生活をつづった１冊。登場人物一人一人が個性強い人達でした。05.10.07

著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」