続・垂里冴子のお見合いと推理

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 51
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062101707

感想・レビュー・書評

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  • 雅也氏のユルめのホンワカミステリの第2作目。
    天然キャラの名探偵「垂里冴子」が今回も
    キレの良い推理を発揮し日常系の謎から、殺人事件
    までもホワーっと解決していきます。
    解決した事件の数だけ...彼女のお見合いは...失敗し
    どんどんと縁遠くなっていきます。作中でも
    しっかりと年齢を重ねているだけにその破談っぷりが
    リアルかつユーモラスですねぇ。

    ユーモラスさの大きな要因である次女の「空美」さん
    のキャラも増してパワーアップして適当な事になってます。
    作品のいいスパイスになっていて事件を引っ掻き回す
    いい役割を果たしてくれます。

    さて、その名探偵「冴子」さんがまさかの一念発起する
    今作のラストw。また縁遠くなってしまいそうですが
    今後新たな展開を見せてくれそうな「冴子」さんの
    活躍に期待度↑です!

  •  事件と謎解き自体、そして冴子さんはいいんだけれど、それ以外のキャラが嫌すぎて…。
     空美がどうしても好きになれない…。
     彼女が一番鬱陶しいんだけれど、京一も何だかはっきりしなくて面倒くさい。
     お見合いをやたら勧めて来るおばさんもかなり嫌だけれど、このおばさんのせいで冴子さんがお見合いをして、彼女がお見合いをすると事件が起こる、ていう展開だから、存在は仕方ないのか、と諦めてる。

     でも、謎解き自体はホントおもしろかった。
     空美と変なおばさんさえ何とか我慢さえできれば、読む価値あり。

     あ、でも、二日酔いの空美に、車の運転できるかお願いするシーンがあるんだけど、運転してる描写はなかったけど、車がないと行けないところに行っているからには空美が運転したと思われるわけで……いいの?
     二日酔いで運転してるの、酒気帯び運転だよね?
     わざわざ余計なひと言を描写してるよね。

  • 「垂里冴子のお見合いと推理」の続編。凝ったタイトルの多い中、とっても分かり易いタイトル(笑)。

     『サクラチル―――』
    滑り止めは受けていたものの第一志望大学が不合格となった京一。来年に再挑戦をする決意をしたが、家族はもちろん京一本人も落ち込む気持ちを隠せない。そんな京一に空美は温泉でリフレッシュすることを提案する。かくて姉弟3人で伊豆の温泉旅館へ向かったのだが、実は冴子のお見合いも兼ねた計画で・・・つまりはトラブルも付いてくるというわけで…。 ――― 『湯煙のごとき事件』
    ほか 『薫は香を以て』 『動く七福神』 『靴男と象の靴』
    前作に続いての、垂里家お見合いどたばたミステリ。計4作の短編集です。

    垂里家の娘にかけられている―らしい―呪い『琉球嫁取重宝録』の所為なのか…あいかわらず冴子のお見合いは成功の兆しが見えません。まぁ、成功しちゃったらこのシリーズが成り立たないんですが(笑)。でも、お見合いは必ず成功しないという制約にもかかわらず、前作と同じパターンのものにはなっていない辺りが山口先生の技術ですよね!特に『靴男と象の靴』は、バンド名・エレファント・シューに絡めていく展開が面白かった。現在だけでなく過去にも関わる「象の靴」に少ししんみりとしますね。
    ただ、家族のわきあいあい度がちょっと減ってるような気が・・・少し寂しい…垂里家のホームコメディ風味がすごく好きなんです私。合子叔母さんと空美の対決も少なかったしなぁ…次回は復活させて欲しいところです。
    でも、この姉弟の仲のよさは前と同じ。3人で温泉に行ったり、冴子のお見合い相手の不審さに心配したり、見合い相手の職場(エステサロン)に関係者割引をさせたり…って最後のは仲のよさには関係ありませんね(笑) でも空美よ…ナオミにはいくら頑張ってもなれないと思うよ…?彼女の愛すべき破天荒さは不滅っぽいですねv

  • ”縁談妖怪奇譚”(笑)第二弾。
    今回のお相手は ①旅館の跡取り息子(ワケアリ) ②エステ(ワケアリ)の開発者 ③京一(弟)の予備校の講師 ④靴屋(ワケアリ)の弟

    いつものように、事件に巻き込まれるためにお見合いをする冴子(笑)。
    2作目になって冴子の謎解きぶりが際だってきた気がします。(2冊続けて読んだからかも知れませんが)
    まぁ、その通り「楽しみになってきた」って本人も言ってますし!
    自分の体験を元に新しいことにチャレンジしてほしいと思います。

    でもやっぱり今回も空美の独壇場だった感じが(笑)
    ハーブの話から続いて空美のアレに落ちるとは、さすがに思いつかなかったよ!

  • 相変わらず、お見合いをしては事件に巻き込まれる垂里冴子シリーズです。
    作中時間は一年経過ですが、現実時間は四年経ったそうで、「そんな、声まで変わって…!」

    実際何年台の話なんだろうか。
    前作でも携帯電話出てましたが、その頃普通に携帯なんてあったかなぁという感想を抱いていたのですが。
    ちなみに、ファミコンについては、ある一定年代以上の人はコンピュータゲームをすべてファミコンと呼ぶという認識でいます。

    携帯普通に出だしたのって、14年くらい前からかなあ…

  • 相変わらずの冴子さんです(笑)

    こちらで完結するのかな??

    して欲しいような。して欲しくないような??

  • いつも通りの登場人物でなんだか安心する一冊。

    京一中心の話がなんか新鮮でした。

  • ・なんて分かりやすいタイトル。面白かったです。ちょっと一遍が短いけど…。相変わらず事件に巻き込まれまくってますねあの一家。長女のお見合いのせいだけじゃないのでは?(笑)・長女さんには是非、小説家になって頂きたいですね。続編があるといいな。

  • 名探偵役は嫁き遅れ(・・・)の34歳垂里冴子さん。
    着物が似合う、上品でつつましやかな女性です。
    語り手は、その弟で大学浪人中(・・・)の京一君です。
    自分と同じく文学好きで、しとやかなお姉さんを尊敬し、慕っています。
    いわゆるシスコンですな。
    この二人以外にも、トラブルメーカーのもう一人の姉、空美や、昔ながらの堅実な日本のご両親が出て来ます。
    コンセプトはいたってシンプル。

    1・冴子さんが、お見合いをする
    2・見合い相手は、一見よさげな人である
    3.しかし事件が起き、見合い相手は、必ずそのトラブルに関係している
    4.冴子さんは動じることなく、淡々と事件を解決する

    ・・・きわめて2時間サスペンス向きの小説ではありますな。
    それでも、キャラは立っているし、展開にもそう無理はなく(←たぶんね)、文章も読みやすいです。
    かつての赤川次郎のような軽めのミステリーをイメージしていただければよろしいかと。
    旅のおともの文庫本て感じで。

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