- Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062101899
感想・レビュー・書評
-
奇術の世界はよく知らないので、その辺りは楽しく読めた。しかし、最後が好みではなかったので、それが残念。最後は人によって感想は違うと思うが、個人的にはアウト。人間関係が色々つながっていくのは面白かった。「カップと玉」がお気に入り。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
泡坂さんの作品は、古臭くもあり、うさん臭くもあり、しかし古き良き探偵小説の匂いに満ちている。
最もその匂いが深く漂うのがこのシリーズだと思う。
美しくも怪しい女の色気と情念がミステリーに色を添える。
なんと魅力的な探偵だろう。
シリーズ物も、やっぱり終結させるのがいいと思う。
賛否が分かれるかもしれない今作のラストは、私には、これぞ着地点という気がする。 -
1話あたりは非常に短いんですが、なぜかその1話を読むのに時間が掛かる…。
わざとそうしてるのか知らないけど、何か文章が読みづらい。。。
他のかたのレビューで、ラストが…てあったから、何話か読んでから、途中をすっ飛ばして最終話を読んだけど、まぁ…普通。 -
4-
ボリュームたっぷりなだけにデキにバラつきはあるが、十分に楽しめる。
賛否両論の最終話は個人的にはモヤッとする。オチがどうとか、幕引きの仕方がどうとかというよりも、後付けのエピソードの引きの弱さが煮え切らない。
ただ、装丁は眺めているだけでうっとりするレベル。ずっと手元に残しておきたい。 -
私の名前?墓場と申します。
串目少年の憂鬱ぱねぇ -
何より装丁が素敵。
作品はほかの短編集で既読でしたが、集大成として持っておく価値のある本。満足。 -
名作ですが、分厚すぎる
-
文庫のほうを先に登録しちゃったけれど、持ってるのはこっち。装丁が好きな本の一冊でもある。