ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

  • 講談社
3.88
  • (72)
  • (57)
  • (80)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 439
感想 : 73
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062102452

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 波乱万丈の人生だったということがわかった。
    しかし生物的にローディとしての素質が最初から備わっていたことは言うまでもない

  • 自転車競技の英雄の自伝です(現在は渦中の人ですが、常に渦中の人の様な気も)。

    競技者として、ピークを迎えようとした時に癌の宣告を受け、癌からの『奇跡』の生還ののち、自転車競技の最高峰ツール・ド・フランスで総合優勝をした著者。彼は奇跡ではなく、全てに対して全力で闘ったからだと述べる。癌は自分に起こった最良のことだという彼が、この時点で同い年であることに打ちのめされました。すごいです。これだけのことを今の私が出来るかって考えてしまう。無理。

    ノンフィクションですが、あまりのドラマチックさに私の脳内では曽我正人さんの絵で再生されていました(シャカリキ!)。坂に書かれた『ヴァイブ、ランス!』の文字に鳥肌が立たない読者が居ようか(反語)。一人の怒れる少年の成長物語としても、十二分に楽しめる作品です。
    自転車競技を扱った作品に外れなし。一読あれ。

  • 読んだ時は大変、感動したが…

  • こんなに感動と勇気を与えてくれたものがあっただろうか。
    私も最近32才にして癌を患いました。
    気持ちが落ち込んだかと思いきや次の瞬間には前向きになっている自分。ランスと共感できる部分も多く手術を控えた私にとてつもない勇気を与えてくれました。
    癌になったのことを誇りに力強く生きていきます。

  • 南国図書館

  • ツール・ド・フランスを7回優勝した選手。睾丸癌を克服した。治療後に知り合った妻とバンクに預けた精子で子供をもうけた。

    しかし、2012年、ドーピング認定により資格剥奪。

    妻とは離婚(3年くらい)し、その後も含めて3回結婚・離婚。4人の子供。
    血液ドーピング:自分の血を輸血することで酸素快復力をます方法をとった疑惑。

    いったいどれが彼の本当なのか現時点ではわからない。
    しかし、この病気から彼が受け取ったものは本当のことだったと信じたい。

    [more]

    <private>

    ・運動選手は、子供時代を振り返ってあれこれ考えたりはしない。内省は競技に何の役にも立たないから。
    ・自分に価値があるとかどうとか(考えること)自体がおかしい。

    ・睾丸癌はまれな病気で、アメリカでは年間7000例ほど。18−25歳の男性がなることが多い。
    ・僕は第三期であり、3種の癌。一番悪性なのは絨毛癌。
     胸には12個の腫瘍。直径2.7cmのものもあった。
     脳には武道くらいの大きさのものが2つ。

    ・自転車競技での不正の一つは、薬で赤血球の数を増やすこと。

    ・天使のような看護婦の一言。「こう思って欲しい。必要な時に助けになりたいが、終わったら消えてしまいたい。二度と会うことがないことを祈ってる。」

    ・病気になる前は、自転車が好きというわけではなかった。仕事だった。
     僕はもう、自転車競技の選手であることが人生での自分の役割とは感じられなかった。
    ・自転車で上り続けていく間に、自分の人生全体が見えた。
     「僕の人生は長くつらい上り坂を上るためにある」
     ※人生の目的はシンプルかつ強靱なものだ。

    ・ふたたび以前の生活に自分を戻していくことはずっと複雑だった。
     化学療法を終えたのが、1996年12月13日

    ・変な言い方だが、癌患者であったときの方が気が楽だった。化学療法をしているときは何かをしているという実感があった。
     ※よく分かる。じっと耐えるのは辛いが病気と闘っている実感があった。

    ・悪夢も見た。大した理由もないのに汗が噴き出た。ほんの少しのストレスや不安で体中からどっと汗が流れ出る。
     ※たしかにそうだ。ちょっとした温度変化でも出る。

    ・まだカムバックに対して準備が出来ていなかった。
     当時は不調の日があると「色々経験しすぎたからだ。3回の手術と3ヶ月の化学療法、。。。」
     でも本当はこう考えれば良かったのだ。「ま、こんな日もあるさ」
     ※たしかに好不調の理由を病気のせいにしてしまいがち。そうではなく、今の体調が自分だと受け入れて、その中で過ごしていけばいいのだ。

    ・ドーピングに対して僕は使う必要は無いと考えている。化学療法以降、何であれ異物を体内に入れることに嫌悪を抱くようになった。
    ・僕はいつもドーピングテストに選ばれていたがいつもパスしてきた。
    ・「僕は薬物は使っていない、と断言できます。」
    ・「僕が薬物を使っていると言いふらした連中は、僕が病気の時に彼は終わった、と言った連中。またカムバックしたいときにチャンスをくれない連中だった。
     ※きっとドーピングをいやがるはずだ。なのに今、ドーピングによる資格剥奪をなされているのはなぜだろう。事実と記述がつながらない。

    ・妻のキークは、不妊治療のために毎晩注射を自分で太ももにしていた。
     冗談めかして「自分の体は以前は聖なる神殿だったが今は針刺しと鶏小屋の寄せ集め」
     ※不妊治療は本当に女性への負担が大きいことをしった。毎晩決まった時間に注射するなんてほんとうに大変だ。

    ・ツール・ド・フランスでの優勝とがんとだったら癌を選ぶ。

    </private>

  • ロードバイク 自転車 ランスアームストロング 2010年読了

  • 3

  • 高校の時の英語の教科書でちょっとだけやったけど、こんなドラマチックな人生あるんだな…今の状況まで含んで。

    本人の努力はもちろんなんだろうけど、この人の周りの人間がすごすぎる!こんなにいい人に囲まれて生きてこられたという幸運がもう…

  • 2008-07-19

    原題 It’s not about the bike

    ”これは自転車の話じゃない。”

    ランス・アームストロングはツールドフランス(自転車レース最高峰)を7連覇したというとんでもない人。

    (詳しくはウィキペディアなり参照)
    しかし、この本はその栄光を書いた物ではない。



    貧しかった幼少時代からはい上がり、登り上がった時に癌にかかる

    その後、生きれる確率が10%もない癌との戦い、その後カムバックするまでの

    精神的な苦悩を含め、率直に自伝的にかかれている。



    アームストロングは言う

    ツールドフランスの優勝か、癌かどちらをとるかというわれれば癌をとると。

    僕は癌から本当に多くのことを学んで、人間的に成長することが出来たと。



    まっすぐに正直にかかれているので引き込まれていく(というかたぶん、訳者が結構文章うまい)

    ちょっと涙腺がゆるみました。

全73件中 1 - 10件を表示

ランス・アームストロングの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
村上 春樹
ロバート キヨサ...
水野 敬也
村上 春樹
フランツ・カフカ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×