(世界記録)

著者 : 横田創

• 講談社

作品紹介・あらすじ

世界を写生=記録→サンプリングする文学。大型新人のデビュー作。群像新人文学賞受賞作。

感想・レビュー・書評

[H.Satoさんの感想 · 2011年1月30日]

賤しい労働とは何かそれは誰もができることならやりたくない労働。
貴い労働とはだれもができることならやりたくない労働をやらないですむ労働。
年譜とは、その人間の反復の写生、記録なのだ。

[tsusaharaさんの感想 · 2007年2月4日]

好き。

[まりさんの感想 · 2006年6月8日]

劇団時代の座付作家だった横田創の処女作。平成12年群像新人賞受賞作で、作品中には戯曲が２編収録されています。

著者プロフィール

1970年埼玉県生まれ。演劇の脚本を書くかたわら、小説の執筆をはじめ、2000年「（世界記録）」で第43回群像新人文学賞を受賞。
2002年『裸のカフェ』で第15回三島由紀夫賞候補となる。著書に『（世界記録）』、『裸のカフェ』（以上講談社）、『埋葬』（早川書房）がある。

「2018年 『落としもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」