背く子

著者 :
  • 講談社
3.33
  • (2)
  • (7)
  • (12)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062102957

作品紹介・あらすじ

父母と娘、永遠の反逆!九州芸術祭文学賞受賞作家が画期的な視点から描く現代文学の秀作600枚。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 方言きついな・・・。そして冒頭からショッキングな・・・あああ・・・。
    今書いたら児童虐待なのではないかしらん・・・。

  • こどもが見てる世界。
    こどもだけの眩しくて残酷な感性。

    大道さんは汚いところまでさくっとえぐるから好き、
    でも今回のストーリーにはいまいち、入り込めず。

  • 子供がここまでわかって見ていたらちょっと怖いけど・・・面白い

  • 春日(かすが)という幼い――3歳から6歳まで――少女の心で語られる 胸を締めつけられるような物語である。

    自己の基礎を築くべき幼児期に 不当な扱いを受けた時 幼い者はどうしたらいいのだろうか。春日はひたすら学習し その場面で自分はどうするのがいちばん波風が立たないかを考えるようになる。大人は 子どもを[子ども]としか意識せず、それぞれ個性を持った人格とは認識していないことが多い。子どもは 大人が思うよりずっと正確に周りの世界を認識しているというのに。そのギャップが理不尽で大きいほど 子どもにとっては生きにくいのではないだろうか。
    春日は しかし、拗ねたりひねくれたり 恨んだりすることなく ただ物事の本質を学習していく。いじらしく切なく哀しい。そしてたくましくもある。
    『背く子』というタイトルはどういう意味でつけられたのだろう、と考えてみる。春日は父にも母にも周りの理不尽な大人たちにも反抗するわけではなく その行動から自分なりの規範を作っているのだ。では 「背く」のは何に対してなのだろう。大人が勝手に作り上げた「子どもらしさ」というひと括りにされるものに対して背いているのではないかと 解釈した。あまり自信はないのだが。
    自分が大人になったとき 春日は幼い者たちを どんな風に見つめるのかとても気になる。読み進むのが辛い一冊だった。

全4件中 1 - 4件を表示

大道珠貴の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×