ほぼ日刊イトイ新聞の本

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 170
感想 : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062103473

作品紹介・あらすじ

未来はとっくにはじまっている(不細工ですが)。超人気ホームページ、誕生と成長のドラマ。新しい「仕事の形」がわかる本。

感想・レビュー・書評

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    Webサイト立ち上げたからって書籍を出すのは疑問だ…という批評だったけど、現在非公開にしています。『ほぼ日』は面白いし続いてほしいので、誤解されたくないなと思ったので。

  • 今読むとインターネット初期の頃の話が懐かしい。まさかスマホみたいな形になって、今や子供にまで身近なものになるとは思わなかったもんなあ。それにしても糸井さんの考えはシンプルというか、会社やる人がみんなこうなら、ブラック企業無くなるのになあ。働くのが楽しい社会って絶対良いのにʕ•̀ω•́ʔ✧大人が楽しく働いてたら、子供の未来も明るいし、年寄りだって楽しく働けるかもしれないし。

  • ツイッターをきっかけに糸井重里さんにたどり着き、『ほぼ日』にたどり着いた。10年以上前に書かれた本なのに、不思議とそんな感じはしなくて、あっという間に読んでしまった。インターネットとそれに関わる人たちの変化を予見してたような雰囲気も感じられた。ビジネス書ではないと思うんだけど、ビジネス書みたいな本。

    スタバやユニクロの話では、企業の狙いに消費者が踊らされてるような気がしてたけど、もともとのスタートはある人の熱意だったり、善意からスタートしてると考えれば、それに賛同してお金を使うことが壮大な遊びみたいにも思えて面白かった。もちろん、その最初の熱意も単なるエゴと言ってしまうことも出来るし、そう言っちゃったらおしまいなんだけど。やっぱり消費者は自分で選んでるつもりでも、何者かに選ばされてるのかなぁ。一応経済学部だったのでそんなことを考えてしまった。

  • ほぼ日刊糸井新聞が、できるまでできてからの奮闘記、そのなかにある糸井さんの言葉は「うんうん」とうなづけるものや、勇気をもらえるものがたくさんつまっていました。これからも、ますますほぼ日に興味津々です。

  • 糸井さんの熱がたくさんの人が共感し、たくさんの人を動かした。

    始めはぐちゃぐちゃでも、だんだん仕組みができていく。

    楽しいと思うことをやる。

  • 糸井重里さんという人物に"憧れに近い興味"があり、まず著書を一冊読んでみようと思い立ちました。

    本書では、なぜ"ほぼ日刊イトイ新聞"をはじめたのか?また、はじめてどうだったのか?を中心に糸井さんの価値観やものの考え方がつづられており、この人を知ることができる一冊でした。


    以下、興味を引かれたポイントをまとめます。


    偽物の不細工なウォークマンで好きな音楽を聴き、古ぼけた安物のイヤホンをぐるぐる巻きにしてしまう娘がカッコいい。
    最高の色落ち加工させた高級ジーンズより、ADの履いている仕事でボロボロになったジーンズの方がカッコいい。
    と頭ではなんとなく分かっていたが、カネでかっこよさを買うことはできないと実感するようになった。

    本業とは別に、ただジーンズが好きな人がつくったジーンズに関するサイトが素晴らしい。まさに、素晴らしいタダ働き。

    ほぼ日は自分たちがイニシアティブをとってつくっていくことが重要だと思っていた。
    たくさんのアドバイスや非難・中傷も受けたが、言いなりになっては既存のメディアと同じように身動きが取れなくなってしまう。
    生意気だと思われるかもしれないが「いやなら来るな」と思っていた。

    しかし、ただただ楽しく続けてきたわけではない。ほぼ日の活動のために時間も金も費やして、社員にも家族にも自分自身にも多大な苦労をかけた。ネットバブルな企業から誘われたこともあり、何十億円と聞かされ心が全く動かなかった訳でもない。
    しかし金と手を組んだ結果、金の流れがイニシアティブの流れになるのが目に見えていたから、手を出さなかった。

    野田秀樹さんの芝居集団は凄い。
    理想的なクリエイティブの現場。
    誰一人義務でやってる人はいない。
    すべての人が責任を知っている。
    すべてが予定通りに事が運ぶことを望んでいない。
    世の中では「芝居さえやらなきゃ食っていけるのに」という人だらけだというのに、野田秀樹さんは「芝居をやらないと食っていけない」という。
    これからのクリエイティブをつくる言葉だ。

    インターネットにより顔の見えない中でのビジネスとなり、余計に人を信頼することが大事だと思うようになった。

    Only is not Lonely.

  • 2001年出版の本。イトイ新聞の10年どうかを考えながら読む。

  • 斎藤由多加 さんが『ハンバーガーを待つ3分間の値段』(これもほぼ日連載を収録)でインターネットについて、「結局元気よく残っているのは、『場であること』に徹したサイトばかりのように思います。」と述べているのですが、ほぼ日という「場」が、どのようにして生まれたのかを知ることができる一冊でした。

  • 市場を持っていて、そこにアイディアやクリエィティブという付加価値(というよりは、これこそが根源的な価値でしょう)を付けられる人なら、誰でもモノをつくりビジネスをはじめることが可能だ。

    売れなくてもいいものなら、企業はいくらでもつくることができる

    多忙は怠惰の隠れ蓑

    いまは、働くことや幸福について、みんなが必死に試行錯誤している時代

    出来上がった安心のシステムに胡坐をかいて、明日も安心であると笑っていられるような人は、この時代に存在しない

  • もう今ではみんな知っている「ほぼ日刊イトイ新聞」。その誕生から初期までを振り返った本。

    この本で盛んに語られるのは「クリエイティブがイニシアチブをとる」ということ。これはITにも当然言えることで、それまで「頼まれないとモノを作れない」という社会の構造が、「自分たちが好きなものを作って発表できる」社会に変化したということ。

    それだけインターネットとは大きな存在だったわけだ。

    あと重要なのは、無料でも好きなものを提供するということ。おカネという価値観からいえば必ずしも成功しているとは言えないけれど、そっちよりは自分が好きなものを提供するというのは、やっぱりうらやましい生き方ですね。

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著者プロフィール

1948年群馬県生まれ。株式会社ほぼ日代表取締役社長。71年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞、文筆、ゲーム制作など幅広い分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近著に『かならず先に好きになるどうぶつ。』『みっつめのボールのようなことば。』『他人だったのに。』(ほぼ日)などがある。聞き手・川島蓉子さんによる『すいません、ほぼ日の経営。』(日経BP)では「ほぼ日」の経営について明かしている。

「2020年 『いつか来る死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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