「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た!

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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062103480

感想・レビュー・書評

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  • 14年前に小倉昌男さんの『経営学』を初めて読んだときのような感動がありました。
    本筋とは違いますが、誘致に成功した立役者のかたが、ホーンテッドマンションの最初のホールで「天井が伸びているのか・・・」というアナウンスをしてたのは、今後酒席で使えるネタかと思って心にテイクノートしてしまいました・・・。
    しかしAmazonで1ヶ月くらい前に古本を500円位で買ったんですが、今は4500円に。何があったのやら??

  • 人生のバイブルにしたい本。
    日本でエンターテイメントを広げた、というか生み出した人々のお話。
    私は中でも特に小谷正一さんに心惹かれた。
    なにかと「もう日本は飽和している」と思われがちな今の世の中だけど、小谷さんの「時代はいつだって過渡期だし、キャンパスは真っ白なんだよ」と言う言葉を胸に、わたしも開拓者になりたいと切に思った。

  • ディズニーランドの日本招致の立役者ー堀貞一郎と、その師匠ー小谷正一の話。ディズニーランド招致やテレビ局開設、大阪万博の展示の話など、一時代を作った大イベントの話が列挙される。日本が過渡期だったころの話で、今、そのスケールのことを成し遂げるのはは難しいよな、と思った読書の前に小谷正一の言葉が提示される。「いつだって時代は過渡期だし、キャンバスは真っ白なんだよ。」

  • ディズニーランドを日本に誘致した立役者の一人小谷正一さんのエピソードに感動した。
    自分の経営するスタジオの宣伝の為にパントマイムの第一人者を誘致しようとした時の話
    夫人の買い物に部下をはりつけてこう指示した。
    「女性が買い物する時に、二つのうちどちらかにしようか迷った商品の捨てた方を全部記録してこい」
    あとで迷って捨てた方を全て購入してプレゼントした。
    夫人は大喜び。誘致は成功した。

    こんなサービスを受けたら誰でも感動するだろうな。

  • 大衆の拍手喝采が、この芸術のただひとつの目的なのだ。
    勉強になります。

  • 人生が楽しくなる本。

  • 堀貞一郎さんが、ホーンテッドマンションの主人だそうだ。

  • 読み物としても、おもしろかった。今度ディズニーランドに行ったら、またちがった景色が見える気がする。

  • プロデューサーとは何ぞや?に答えてくれる本。小谷正一さん、掘貞一郎さんの仕事ぶりをみると自分の未熟さがよくわかる。P221の宮島のくだり。会議で誰かが「海の神様迎えるのやったら海の中に鳥居立てよやないか」と言い出したにちがいない。そのおかげで旅館やタクシーが成り立っている。

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著者プロフィール

ばばやすお●1954年 東京都に生まれる。大学卒業後、同級生たちとホイチョイ・プロダクションズを設立。1981年に「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載『気まぐれコンセプト』を開始。以降、『カノッサの屈辱』、『TVブックメーカー』などのテレビ番組の企画や、『東京いい店やれる店』(1994年)などの書籍企画に携わる。1987年の『私をスキーに連れてって』で映画監督デビュー。代表作に『彼女が水着にきがえたら』(1989年)、『波の数だけ抱きしめて』(1991年)、『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』(2007年)などがある。

「2015年 『新装版「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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