いつも心に好奇心! 名探偵夢水清志郎VSパソコン通信探偵団 (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2000年9月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062104104
感想・レビュー・書評
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2019/06/04読了
小中学生の時にしっかり読んだはずなのに
内容がかなり大人向けのしっかりしたミステリーだったし
読み手としての感じ方も変わっていた。
クイーンのトリックや正体も知っていたはずなのに。
赤い夢の住人たちの物語、かなり読みごたえがある!と感じたのは
大人になったからかな
「戦争」「日本の不信」が裏テーマになっていて
これは青い鳥文庫と言えど、ある程度年を取らないと分からないかもしれない。
でも小さい頃に読んでいて、良かったとも思う。
建物、へのへのもへじトリックは、今になってようやく理解できた。ほかの夢水清志郎作品も読まねば。
パスワードは今回はさらっと読み。こちらはストーリーよりギミック、回文のクオリティが非常に高い。
読むより、生みだす大変さの方を考えていました。
ブラウン管TV、AIの定義もあいまいで、PCが最新最先端だった、未来を希望していた2000年の小説。
今となれば時代も含め、考えることはなるほど多い本。
しかし大人になって読めてよかったな!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の作った回文はレベルが高くてびっくり。
読み続けていると、たまぁに推理をあてることができますが
ごくたまぁにですね(~o~)
はやみねかおるさんの本は、何かひきつけられるような推理で
とても興味深いです。
夢水清志朗の推理力は世界1じゃないですか? -
怪盗クイーンのデビュー作ということで、以前から読んでみたかった。
なかなか本屋にもなく、困っていたところ、友人宅で発見。借りた。
(どうやら、家族のものだったようだが、借りてよかったのかな?)
RDがクイーンのもとにくるいきさつを書いている。
子ども向けのライトな文体が読みやすい。
夢水清志郎もクイーンも大人でありながら、子どものあどけなさを持っている。
この2面性がキャラクターの魅力。
え。大人がこんなバカなことをするの?しかられちゃうよ。っといったことをやってくれるから、読んでいて気持ちがいい。
3姉妹も、しっかりしている。
大人である清志郎をしかるとか、事件現場にはいるとか、大人に認められるとか、日常生活では体験できないようなことを彼女たちは文の中でやってくれる。
普段できないような、心躍る行動をしてくれるのが魅力。 -
はやみねさんの書かれる怪盗像がすごく好きです!
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怪盗クイーンの一番最初の話を求めて。これでやっと一番はじめを読めました。 いつもより短い話なのですんなり読めて、今まで疑問に思っていた彼らの関係性もわかってスッキリしました。 ですが、話の内容は真剣なもので、現代により通ずるものでした。
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怪盗クイーンvs夢水清志郎
C8093 -
小学生のときに出会った本
本嫌いから好きになるきっかけをもらった -
夢水シリーズはまずまず(特に謎解きよりもメッセージ)
もう一つが苦し -
当時の思い出が詰まっていて
フラッシュバックがすごい