- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062104135
作品紹介・あらすじ
この結末はハッピーエンドか、それともホラーなのか。二回目の結婚をした男の欲望と逡巡を描いた、まったく新しい恋愛小説。
感想・レビュー・書評
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何年も前に読んだのですが、整理整頓のために感想を。改めて・・・男女の不倫はいつの時代も変わらないのかしらと感じました。面白かったです。
林さんは不倫する男性のずるさもよく分かっているから、こうして小説になるのだと思います。
主人公の原岡が商社の男性ということで、まめなメールなどを送っていますが、今ならラインだし、もっと短い文でやりとりをするでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2人の女性と不倫関係にある原岡。
妻の典子も不倫をしている気配が濃厚。
そんな時、典子が妊娠した。
本当に自分の子供なのか。
不倫相手に妻の妊娠がばれたらどうする。
原岡は激しく動揺する。 -
登場人物みんな恋愛好きすぎだろ、と思い、林真理子が苦手になった。
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タイトルに、最後に納得。面白かったです。
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読んでいてイヤ~な気持ちになる小説でした。
林真理子さんってどんな人なんだろう?と思って数冊読んでみましたが、どれもイヤ~な感じの話で、心の闇というか、人間の嫌なところを全部書き綴ったような話が多くて、次は清々しい話を読んでバランスをとりたい気分です。 -
読み終わってやっと、『これ読んだことあるかも?』と気づきました。
それぐらい、え〜、っていう作品かな。 -
懲りない男。
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展開や人物描写、とてもしっかりと書けていました。
ちなみに、私にとって原岡のモデルは職場の上司です(笑)。読んでいる間は、原岡だと思い込んで接していました。