百助嘘八百物語

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062104616

感想・レビュー・書評

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  • 辰次のその後が,すごおく気になる。

  • 江戸から長崎、大阪まで。
    お金の為に、えんやこら。
    人のいい辰と百助のお話。
    最後の締めがすごく好きである。
    夢から覚めたくなければ、頬を抓ってはならぬのである。

  • 10/26/08図書館

  • 誰も損をしていない感じが・・・らしくない〜鳶の人足となった辰次は普請場で天秤棒にモッコを担ぐ仕事・・・上方訛りの老人・百助の腹痛を助けると当たり籤を引く手妻を見せられ,取退き無尽を使ったイカサマの片棒を担がされ,子分となってしまった。振り売りの仕事で掴んだ貧乏旗本の家を使った取り込み詐欺では武士らしい仲間がいることがわかったが,分け前は後日の大勝負に使うといって渡されない。下馬廻りの陸尺をやって得た播州小藩の跡目をめぐる国替え騒動では,藩の銀札を安く買い,大金を得た。江戸へ帰る道連れとなった定飛脚が襲われ,書状を手に入れ備中6万5千石の城代家老から400両を強請り取り,長崎まで出掛けて長崎奉行を揺さぶって,大坂に戻り,帳合米取引は150万両の大勝負は台風で一人あたり2万両の利益を出した〜まあ,全話で完結する内容となっているが,一話一話の最後はどたばたしすぎて一文字も読み飛ばせない・・・これは彼の悪い癖。殺されたかと想像させる登場人物も誰一人不幸になることなく,大団円。損をしたのは金を余り持っている大商人だけ・・・という人の良さは彼にはないはずなのに・・・

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著者プロフィール

佐藤 雅美(さとう・まさよし)
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。デビュー作『大君の通貨』で第四回新田次郎文学賞を受賞。1994年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞する。著作に『御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵』『頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎』『関所破り定次郎目籠のお練り 八州廻り桑山十兵衛』『知の巨人 荻生徂徠伝』などがある。2019年7月逝去。

「2021年 『恵比寿屋喜兵衛手控え 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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