日本人のこころ (1)

  • 講談社 (2001年6月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784062105057

みんなの感想まとめ

日本の地域文化や歴史を深く掘り下げた内容が魅力的で、特に関西の独自性が鮮やかに描かれています。大阪の宗教都市としての背景や、京都の異国性についての考察は、読者に新たな視点を提供し、地域の風習や言葉の起...

感想・レビュー・書評

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  • 大阪(当時の大坂)は、蓮如が石山本願寺を築いて以来の宗教都市であり、今の大阪人の気質とも深い所で繋がっているとか、京都は常に日本の中で「異国」であったとか、そういった話が徒然と書かれている。吉本のようなお笑い芸人の源流が、蓮如の説法の途中で余興を演じた芸人だったという説は、本当かどうか分からないけれど、仮説としては面白い。それに、蓮如が石山本願寺の寺内町に様々な職人を呼び集めたこと自体は、史料で裏付けがとれるみたい。この本を読んでいると、蓮如は日本仏教史における最大の変革者のようにも思えてくるものの、私の知識があまりにも不足しており、その辺の判断は今のところ保留。

  • 巨大な寺内町が形成されていった 集まってきた人々が「御同朋」だった 寺内町という信仰の共和国 「一寸先は闇」は仏教の根本思想である 鴨長明はヒッピーの元祖だった 河原者や神人といわれた「賤民」が力を持っていた時代 

  • 面白い。江戸だけっ子の私にとっては、様々な土地の風習や語源や・・・がとても新鮮に感じられる。日本の深さみたいなものを味わうのに最適。

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著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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