ごろごろ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 33
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062106443

作品紹介・あらすじ

ベトナム特儒に沸く横浜港に流れついた四人の男。ガン、サクジ、トミヤス、キサン。彼らの遊びはきまって一人が抜ける三人麻雀だった。あてどのない流謫の日々、つかのまの花見の宴。いつも男たちの胸に痞える大きな石のようなもの。悲しみと寂寥の正体は何なのか。男たちの流浪を描く傑作長篇小説。

感想・レビュー・書評

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  • 思ってたけど・・・
    やっぱり暗い
    読んでて暗い

  • 同じ定食を食べるというだけで知り合った、ぱっとしない中年男性達のぱっとしない色々な話。なんだかお腹にごろごろしているものを持っていると感じている日常で、主人公が死ぬときにごろっと音がしてごろごろが取れたというラストは、悲しくて切なくて虚無的な感じがした。しかし、全体的に盛り上がりもなく、ただ淡々としていて、つかみどころがなく、楽しい気分にはさせてくれない本。文章の表現力は素晴らしい。

  • 人ってのは、それぞれ色々なものを背負って生きているものだ。当たり前の事だけど、自分の事ばかり考えてると、見失いがちな真実である。2011年にとっては、全てがモノクロームに思えるが、なぜか印象深い作品だった。

  • ベトナム特儒に沸く横浜港に流れついた四人の男。ガン、サクジ、トミヤス、
    キサン。彼らの遊びはきまって一人が抜ける三人麻雀だった。あてどのない
    流謫の日々、つかのまの花見の宴。いつも男たちの胸に痞える大きな石の
    ようなもの。悲しみと寂寥の正体は何なのか。男たちの流浪を描く傑作長篇
    小説。第36回吉川英治文学賞受賞

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著者プロフィール

1950年、山口県防府市生まれ。 ’72年、立教大学文学部卒業。’81年『皐月』で作家デビュー。’91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞受賞。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』『春の旅人』などを手掛けている。2016年に紫綬褒章を受章。

「2022年 『もう一度、歩きだすために 大人の流儀11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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