- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062106825
作品紹介・あらすじ
420年前の6月2日、『下天は夢か』で書かれなかった本能寺から小栗栖、信長と光秀破滅への刻々を見事に描く疾風のような秀作。
感想・レビュー・書評
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本能寺の地下に煙硝蔵があったという話が京都の旧家では伝わっているってことで、それが爆発したから信長さんの遺体は見つからなかったってことでした。
魅力のある人物は一人もおらず、明智光秀さんは男性の更年期の鬱っぽくなって本能寺の変を起こし、野戦経験がないから判断ミスばかり、運にも見放されて小栗栖で不名誉な亡くなり方をしたことになっていました。
淡々としていて読みやすいけれど、心に何にも残らないお話でした。
登場人物の直接話法が標準語じゃなくて方言だったのが少し他と違っていると思ったくらいかな…。 -
この本を読んで信長の遺体が見つからない訳が判りました。
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本能寺の変に至った理由。こちらでは、光秀の年齢という要素も加わっている。
確かに信長より年上の光秀。すでに老齢の頃を迎え、将来に不安を抱えていた上での決断とも思えてくる。
気になっていた、信長の死以降の動きも描かれており、光秀の滅亡の様子もわかる。
小説というには、感情移入のできる余地が少なく、歴史学書というわけでもなく。作者の本は初めてでしたが、みなこのようなのかな。。。 -
10/03/30 本能寺の変を光秀の立場からみたもの。信長ものは面白 い。
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人生50年といわれた時代、53歳となりリストラの対象とされた明智光秀が、毛利攻めに駆り出され、捨て駒にされるくらいなら・・・と信長への謀反に至った経緯を描く。
心理描写が少なく、戦況を淡々と記しているのでやや迫力に欠ける。 -
なんか読みづらかったので途中で読むのをやめました。
私が好むような書き方ではありませんでした。
内容云々はあまり読んでないのでわかりません。 -
モロッコのエッサウィラという町の安宿のテラスのテーブルの上に何故か置かれていた物、、、日本人居なかったのに不思議すぎ。当時信長狂だった私に宿主が快くくれました。1冊にまとまっていて旅仕様です。
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本能寺までの大きな流れが書かれています。
最後に本能寺に焔硝の蔵があったというのは
まま面白い考えでした。
著者プロフィール
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