本能寺の変

著者 :
  • 講談社
2.95
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本棚登録 : 49
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062106825

作品紹介・あらすじ

420年前の6月2日、『下天は夢か』で書かれなかった本能寺から小栗栖、信長と光秀破滅への刻々を見事に描く疾風のような秀作。

感想・レビュー・書評

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  • 彼は無人の荒野をゆくように、天下統一向け、疾駆ていく。しかし、信長の長い年月にわたる攻撃と破壊、猜疑心によりかろうじて謀殺を免れてきた経験が、常軌を逸して残虐を好む傾向となって、現れてきていた
    私は、予選の素人と言ってもいい男であった光秀が、当時としては老人の年頃になり、毛利攻めに駆り出され、眼前に破滅の危険を見て、自分を危機へ追いやる信長を殺そうとした心情がわかるようになった

  • 本能寺の地下に煙硝蔵があったという話が京都の旧家では伝わっているってことで、それが爆発したから信長さんの遺体は見つからなかったってことでした。

    魅力のある人物は一人もおらず、明智光秀さんは男性の更年期の鬱っぽくなって本能寺の変を起こし、野戦経験がないから判断ミスばかり、運にも見放されて小栗栖で不名誉な亡くなり方をしたことになっていました。

    淡々としていて読みやすいけれど、心に何にも残らないお話でした。
    登場人物の直接話法が標準語じゃなくて方言だったのが少し他と違っていると思ったくらいかな…。

  • この本を読んで信長の遺体が見つからない訳が判りました。

  •  本能寺の変に至った理由。こちらでは、光秀の年齢という要素も加わっている。
     確かに信長より年上の光秀。すでに老齢の頃を迎え、将来に不安を抱えていた上での決断とも思えてくる。

     気になっていた、信長の死以降の動きも描かれており、光秀の滅亡の様子もわかる。

     小説というには、感情移入のできる余地が少なく、歴史学書というわけでもなく。作者の本は初めてでしたが、みなこのようなのかな。。。

  • 10/03/30 本能寺の変を光秀の立場からみたもの。信長ものは面白     い。

  • 人生50年といわれた時代、53歳となりリストラの対象とされた明智光秀が、毛利攻めに駆り出され、捨て駒にされるくらいなら・・・と信長への謀反に至った経緯を描く。
    心理描写が少なく、戦況を淡々と記しているのでやや迫力に欠ける。

  • なんか読みづらかったので途中で読むのをやめました。
    私が好むような書き方ではありませんでした。
    内容云々はあまり読んでないのでわかりません。

  • モロッコのエッサウィラという町の安宿のテラスのテーブルの上に何故か置かれていた物、、、日本人居なかったのに不思議すぎ。当時信長狂だった私に宿主が快くくれました。1冊にまとまっていて旅仕様です。

  • 本能寺までの大きな流れが書かれています。
    最後に本能寺に焔硝の蔵があったというのは
    まま面白い考えでした。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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