私は「うつ依存症」の女―プロザック・コンプレックス

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感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062107020

感想・レビュー・書評

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  • 1人の女性が自分自身と闘う様子を描いた本。当時のハーバード大学に通う学生らの生活も垣間見えて面白かった。
    長い本の中、一貫して、両親への激情が描かれており、そこは若干疲れる。人生をかけて、憎み続けることで、馬鹿らしくなって目覚める。
    彼女が言いたいことは、最初の1ページ目ですべて言い尽くされているように感じた。
    最初の1ページ目はかなり名文だと思う。彼女の苦悩とそれを抜け出す過程をありありと感じることができた。

  • この本を読んで、うつ病やうつ患者のことを全部分かった気になるのは、違うのだろうな。

  • ボストンに住むハーバードの学生。12歳の時から鬱病を煩い、離婚した両親との葛藤や失恋、自殺願望などと闘いながら治療を進めて行く。
    最期に出会った精神科医が彼女を救った。この人の忍耐力には感動する。一日に何度もドクターに電話するのだが、ちゃんと応対して適切な言葉をかけている。
    プロザックという有名な新薬のおかげで快方に向かうのだが、「鬱病がなくなったら自分の個性がなくなる」と思い始める自分に気づく。「私は鬱病が好きでした」と著者。
    この病気の事、アメリカの社会や家庭問題が良くかけている本だ。

  • クリスティーナ・リッチ主演で映画化された原作。映画の方は未見。
    長きにわたり『鬱』に悩まされてきた著者(ハーバード大学卒!)がSSRIプロザックによって快方に向かったというドキュメンタリー本。
    確か日本では認可されていなかったと思うが、アメリカでは『ハッピー・ドラッグ』として広く普及し、プロザックを世界で処方されている半数はアメリカ人で占めているとの事。

    この本のおもしろいところはただ単に著者の闘病記になっていないところだ。
    著者がユダヤ人ということもあってか、一歩引いた視点でアメリカを見ている気がした。アメリカという国の問題点を数多く描いているところだと思う。例えば、アメリカでは『中間』という考え方は『敗者(ルーザー)』を意味し、競争社会で勝ち続けるために安易にSSRIに頼っているという現実。
    子供の頃からセラピストに日本では塾通いするように通っているという事。
    また、獣医師は猫にまでプロザックを処方しているという現実。

    日本はアメリカの10年後を確実に追いかけているような気がした。そのうち日本でも猫にSSRIが処方される日がくるのだろうか。

  • わかる部分もあるし、家庭がうまくいっていると思っている人は少ない、という文は妙に納得できた。しかし、うつ病は本人に激しい葛藤や制御出来ない感情があるのはわかっててもあたられる周りが永遠に我慢でいるわけでもないし、頼られ過ぎるとつらい。結局彼女に自己救済方法を示せるカウンセラーがいないように、人は自分で自分を救うしか無いのだろうな。

  • 言いたいことがあっちこっちへ。

  • 自分はうつ病ではないけれど、わかる部分もある。でもやっぱりうつ病って病気なんだな、って再確認。友人にうつ病のことを相談されても乗らないほうが良いって前に何かで読んだけど、確かに力になれそうにありません。医者ですらよくわからない病気だし。
    うつでこんなにいろんなことに過敏になっているのはある意味自分は特別って思えることなのかもしれない。難しい…うつ病は心のカゼ、薬飲んで体を休めて自殺はしないでおこう。

  • 色々な意味での安心感。

  • 読みかけ。うーん。

  • すっげぇ落ちた…
    すらすら読めるけどあたしは建設的な方が好き。

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