眼球の毛

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 19
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062107280

作品紹介・あらすじ

2040年、土曜日の朝、40歳になった教授は、愛宕山の家で、小鳥たちのさえずりを聞きながら目覚める。未来都市東京は、いたる所で木漏れ日が揺れているエコロジー都市である。素粒子論の研究にいきづまっている教授は、土曜日の午後を、研究室の助手である愛人と過ごす時間に、無上のエロスの喜びを見出しているのだが、最近、その愛人と若い研究者の関係を疑い、不安と嫉妬に揺れていた…。静謐な未来都市の無明!40年後、新しい奇病、変わらぬ男女の煩悶。

感想・レビュー・書評

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  • 2040年5月、
    宮城県の愛宕山もすっかり高層ビルに囲まれ、車は水素で動くようになり
    築地市場には大学が建設され東京は温暖化で見慣れない南国の植物が生い茂っている。


    素粒子論の専門家である木邑は、妻子を持ちながらも助手である聖子と関係を持ち
    目から一本だけ、毛がはえたり、時折視界すべての色が灰色になってしまう現象におかされていた。

    世界がどれほど進化しても、クローンはまだ世界的に認められない世の中で
    木邑の父がかつて手を染めた、木邑という物体。

    ヒトゲノムとか、ミトコンドリアとか、メンデルの法則とか、遺伝子系の話し。

    すげーね。最後まで話がわかってから改めて読み返すのもアリだと思う。

    あの父からのメールは本物なのか聖子と白江が作った偽物なのか
    どちらにしても真実を語ってるよね?!
    次は聖水だ!)^o^(

  • ありがちな近未来像。
    グレートセオリーという着想の、いいようもない古さ。
    技術の進歩によってますます粘っこくなる、生命倫理。愛。欲望。

    私は、全体に流れる何とも言えないぬめりけが、苦手。

  • 話の内容はさておき、未来の東京がなんだか素敵だ。
    自動運転の車、ほんとにできたらいいなぁ~。

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