この地球を受け継ぐ者へ―人力地球縦断プロジェクト「P2P」の全記録

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062107433

感想・レビュー・書評

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  • 濃い分厚みがあり休憩挟んで時間がかかっている。
    自分にはできない体験と熱量だなとつくづく思う。
    それを近くに感じることができる幸せ。

  • 半分くらいまで読んだところで、文庫版を見つけてしまいそちらに鞍替え。鞍替えた文庫版でさっそく誤植を見つけたが。。。
    もっと写真が多かったら、さらに面白い本だったのに、という点が残念。

  • 北極から南北アメリカ大陸を縦断して南極までを、スキーまたは自転車で走破するというプロジェクト「P2P」に、日本代表として参加した記録集。
    走り・食べ・眠るということが淡々と記録されているのだが、それぞれの土地の風景や、メンバーとの確執などが、自分の身体を通して語られている。
    こういう経験をしてしまうと、ある意味、日本で普通に生活することができなくなってしまうのではないだろうか。
    また、この記録を通して、国の位置さえもよく知らない中米の国々のこと知ることができた。この記録の写真集があれば、ぜひ見てみたい。

  • 北極から南極まで人力でつなぐP2Pプロジェクトに参加した著者の日記。石川さんのモノの見方が好きだと思った。

  • 北極から南極まで旅する若者の記録。
    とても面白いです。

  • かなり個人的な話になりますが。。
    この本と出会ったのは、高校3年受験生の夏休みに、勉強していた図書館の中で勉強に飽きてぶらぶらしていて笑、何となく手にとったのがきっかけでした。
    「P2P」とは「Pole to Pole」の略で、2000年に行われた北極点から南極点までを一年をかけて人力で世界各国から集まった若者が旅をするという国際プロジェクトです。
    この本は、そのプロジェクトに参加した石川直樹さんの日記で構成されています。
    世界各国で出会う人、風景。
    若者8人の中での人間模様。
    過酷な人力での旅。
    それらが飾りのない石川さんの文章で綴られていて、当時受験生で閉塞感ただよう毎日を送っていた私には大いに刺激になり、「世界って広いし自分次第でいろんなものが見られるんだ」と思わせてくれた本です。
    この本を読んだときに感じたわくわくした気持ちを、ずっと忘れたくないなと思います。

  • 良くも悪くも「地球を思いきり遊んでる」感がいい旅行記。
    北極から南極まで人的手段で移動するプロジェクトP2P(Pole to Pole)に参加した石川直樹他、世界から選出された8人の旅行記。
    生活や自然を知る「旅」に出たいと思わせる一冊。
    世界は広い。

  • 北極から南極までの旅。自然について、人間について、生き方について感じている。考えてるというより、感じている。

  • 本当にこんなことをやり遂げてしまう人がいるということ、それも自分と年齢が一つしか変わらない人がやってしまうのだ、ということにとても驚きました。毎日の日記なので、飾っている部分などないのですが、日々とにかく「進む」こと。そしてその精神力もすごいと思いました。

    最後の「あとがき」が筆者らしさを表していて、更に素晴らしいと思いました。いつか会ってみたいです。

  • P2Pという、北極から南極へ人力で地球を縦断するプロジェクト
    の旅行記です。

    著者 石川直樹氏が、その時々で感じたことを書いた日記です。
    そのため、とてもリアルで、まるで夜(日記は寝る前につけて
    いたようです)著者のとなりの寝袋で今日の出来事を聞いている
    かのように感じます。

    描写としては、人口も多く、見どころや出来事も充実している
    地域を旅しているパートよりも、
    両極周辺の雪上を淡々と旅しているパートが、非日常的な
    感覚を味わえて、とても魅力を感じました。

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著者プロフィール

1977年生まれ。写真家。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。「NEW DIMENSION」(赤々舎)、「POLAR」(リトルモア)で、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞を受賞。「CORONA」(青土社)で、土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した「最後の冒険家」(集英社)ほか多数。最新刊に、エッセイ「極北へ」(毎日新聞出版)、写真集「Ama Dablam」(SLANT)、「この星の光の地図を写す」(リトルモア)など。東京都在住。

「2019年 『靴のおはなし2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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