笠雲

著者 : 諸田玲子
  • 講談社 (2001年9月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062107501

笠雲の感想・レビュー・書評

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  • 大政まで時代の変革にほんろうされたのか。

  • 泣く子も黙る 清水の次郎長一家 に大政ありと名を轟かせた
    政五郎。
    が、御維新後、博徒の時代に見切りをつけた次郎長は
    富士山麓の開墾を請け負う。
    誰もが後ずさるようなこの難攻不落の開墾地の仕切りを
    大政が任される。
    一筋縄ではいかない囚人を使ってのこの大仕事。
    しくじることは親分の顔に泥を塗る事。
    古参の子分、相撲常と一世一代、最後の大勝負に賭ける。
    「青嵐」の石松が豚松が、「空っ風」の小政が
    大政の脳裏をよぎる。
    一連の諸田次郎長シリーズの総集編とも言える作品。

  • 次郎長一家の大番頭、大政こと政五郎の晩生を描いた作品。大親分の次郎長を補佐し、一家を束ねてきたが、明治の世になり博徒の世の中で無くなり、半ば隠居の様な生活を送っていた大政、そこに降って沸いた富士の裾野の開墾事業、次郎長からそのまとめ役を任された事に迷い、それでも、親分の命と云う事で富士の開墾に働き出す大政、囚人を使役して開墾に臨む。自分達もそれまでの稼業の上で斬った張ったの生き様を送って来たのに囚人使役のまとめ役に葛藤する日々。

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