ミツコと七人の子供たち

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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062107679

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    内容(「BOOK」データベースより)
    かつて日本人初の伯爵夫人、ウィーン社交界の華ともてはやされ、そして今また、ヨーロッパ統一運動の生みの親リヒァルトの母として注目をあびる光子。その素顔と、七人の子供たちがたどった波乱の生涯を追う!クーデンホーフ光子の真実。

    今回は珍しくとんぼ返りの東京=東京では歌の先生のところに行くだけ。
    レッスンまで午前中ホテルにいて、2時間程度さまよったのですが、
    そのとき見つけちゃったの。
    ちょっとリヒァルトのことが気になっていたので買ってしまいました。

    (BOOKデーターベースより)
    あらすじ
    かつて日本人初の伯爵夫人、ウィーン社交界の華ともてはやされ、そして今また、ヨーロッパ統一運動の生みの親リヒァルトの母として注目をあびる光子。その素顔と、七人の子供たちがたどった波乱の生涯を追う!クーデンホーフ光子の真実。

    読み出して気がつく。
    クーデンホーフ光子って、香水のMitsukoのモデル、くらいにしか知らなかったのだと改めて気がつく。そして伯爵夫人だったってことと。。。。
    リヒァルトのことだって
    カサブランカのモデルだよねぇ、くらいで
    なんというかどこまでもあいまいな知識しか持ち合わせておりませんでした。

    これは子供たちのことではなくミツコとハインリッヒ・クーデンホーフ・カレルギー伯爵の物語と、明治の日本と明治のヨーロッパのお話。
    どうして来日してそんなに時間のたっていないハインリッヒ・クーデンホーフ・カレルギー伯爵と結婚したのか?
    ヨーロッパにわたり、なぜ一度も帰国しなかったのか?
    どうして子供たちと疎遠になったのか?
    その子供たちのミツコ亡き後の運命は?

    歴史とその当時の時代背景、価値観、そんなものがわからないと
    ミツコは理解できないのだとしみじみ思わされた1冊。
    今の価値観、習慣で物をみてはいけない。
    明治の女性が、どんな道徳観で、価値観で生きてきたのか。

    漠然と思っていた華やかなイメージはなくなりました。
    苦労して苦労して
    そして子供たち理解してもらうことができず静かに異国で亡くなっていった女性でした。
    これからはたけのこを見るたび彼女のことを思い出すことになりそうです。

    読んでよかったなと思う1冊でした。
























    専制君主?のような父の命令はミツコにとっては絶対で
    2千円あれば家がたつ時代に月100円の仕送りのみかえりに嫁にいったミツコ。
    だれがそんな風に思っていただろう。
    そんな風に嫁がされて
    「異人に嫁いだ娘は家名を辱めたから勘当した」といわれ
    日本には戻る家がなかったのがミツコ。

    いくら家のためとはいえ
    かわいそうだなと思う人生でした。

  • /?day=20090927

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