DIVE!!(3) SSスペシャル’99

著者 :
  • 講談社
3.84
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本棚登録 : 1386
感想 : 126
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062108577

作品紹介・あらすじ

ますます目が離せない第3巻
限界――。その、さらに一歩むこうへ!

「あれだけ夢見てきたのに、口には出さなくても心の中にはずっとあったのに、そのためにあんなにがんばってきたのに……。なのに、オリンピックへ行けることになっても、あんまり嬉しくないんです。なんだか他人事みたいで、ワクワクしないんです」ここが、と要一はふいに大声を張りあげ、自分の胸ぐらを握りしめた。「熱くならないんです」――(本文より)

感想・レビュー・書評

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  • オリンピックを目の前にして辞退する要一や、それぞれが自分との葛藤を乗り越えて成長していくのがおもしろい。

  • 個人的にはこっちの4冊組を読んでほしい。1冊ごと主人公が変わります。ちょうど読んだ後に東京出張の地下鉄で知らない女子高校生が読んでて思わず「すっごい面白いですよねこの本」と話しかけてしまうくらい熱くなれる小説。(はい、面白いです!とちゃんと返事してくれました)中学生高校生男子がかわゆす。

  • 要一くん視点のお話。
    今回でもっと要一くんが好きになった!!
    日水連の会長も今回出てきて
    オリンピックに近づいてる感じがする。
    知季くんは読んでてもゾッと恐くなった。

  • 私が一目置いている彼についての話だった。
    複雑な立ち位置がいいと思った。

  • 今回は要一が主人公。
    1冊ごとに主人公が変わりながら他の2人も違う視点から見れるのが面白い。
    要一の決断は…うーん^^;個人的にはやっぱり馬鹿だなぁ
    (というかもったいな!)とおもうけど、
    これで3人がそれぞれ迷ったり悩んだりを繰り返しながら
    自分だけの技を仕上げてきた!
    と思うと次が待ち遠しいです。

    私はトモが好きなので、この巻のトモは怖いくらいかっこいいなーと。
    失恋ぐじぐじくんじゃない^^
    先にふっきれた二人がなんだかかっこよく映ってます。
    胡蝶蘭ネタも好きです。

  • 主要な3人に1冊ずつ費やす書き方がこの作品の魅力だなぁと思います。どの子も応援したくなる!3巻まで読んで、私的に1番頑張って欲しいのはこの巻の主人公である要一。彼の「SSスペシャル99」というネーミングセンスに完敗!

  • 要一目線のシリーズ3作目。
    個人的に、この巻が一番好きかも。4巻も良かったけど。
    知季や飛沫はあまりに天賦の才とか設定がドラマチックだから…意外と要一が一番普通の子かもしれないと思って。まあ、要一もサラブレットでギフトを受けている子なんだろうけど。血というよりも、努力が出来る子という意味で。


    大人の汚い世界(これはこれでやむを得ないことだと思うけど)を上手くデフォルメして、物語としてのリアリティとのバランスがいいと思った。シビアすぎても夢がなくて小説の意味が無いし、かといって綺麗ごとばかりでも嘘くさくて読んでいられないもの。
    結局、清濁併呑んじゃう前原会長がNO.1キャラがとても良いと思うんだけど。

  • 3人の中で一番真剣に取り組んでいるのは要一くんなのかも知れない。ライバルの出現、後輩の急成長、トップであり続けるのはトップを目指すことより難しいというが彼を見ていてよくわかる。
    負けず嫌いな要一くんが大好きだ。

  • ますます目が離せない第3巻
    限界――。その、さらに一歩むこうへ!
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    「あれだけ夢見てきたのに、口には出さなくても心の中にはずっとあったのに、そのためにあんなにがんばってきたのに……。なのに、オリンピックへ行けることになっても、あんまり嬉しくないんです。なんだか他人事みたいで、ワクワクしないんです」ここが、と要一はふいに大声を張りあげ、自分の胸ぐらを握りしめた。「熱くならないんです」――(本文より)
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    まずは3メートルのスプリングボードから。つぎは5メートルの飛び込み台。続いて7.5メートル。最後にようやく10メートル。

  • 自信家で、それに見合う実力ももっている要一が主人公の3巻。でもよんでみたら、1巻のいかにもスポーツ漫画の主人公な「素質はあり」「揺れている」知季よりも、2巻の野生児でなにかやってくれそうで痛快な飛沫よりも要一が好きになった3巻。
    せっかくオリンピック代表に決まったのにもやもや、スランプの要一。

    ほしいものはほしい。他人にとっては「大きな」ものでも自分が欲しくないのだったらそれはいらない。
    少年らしい「不器用さ」なのかもしれないけど、そこがとってもかっこいい。そのくせ仲間を素直に応援に周る「優等生」にはならない要一が大好きになりました。

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著者プロフィール

1968年生。『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。産経児童出版文化賞、小学館児童出版文化賞など受賞多数。06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞。著書に『カラフル』『みかづき』等。

「2021年 『〈きもち〉はなにをしているの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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