うさぎの聞き耳

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062109055

感想・レビュー・書評

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  • !とタイトルに惹かれ
    手にとりました。

    一九九九年から足掛け
    二年間、講談社ブック
    倶楽部で連載。

    年月を経たエッセイを
    読むのも楽しいですね。

    あの当時を思い出して
    ちょっぴり懐かしさに
    浸りました。

  • 図書館で見つけた、可愛いタイトルと装丁の本。幸田文を祖母に持つ青木奈緒さんのエッセイ。
    うさぎ族(卯年生まれの人を私はこう呼ぶ)の先輩である青木さんが、卯年の1999年に書きはじめられたエッセイで、留学先のドイツの話や日常の何気ない話が綴られている。雰囲気が穏やかで、上品なエッセイという印象を受けた。上品といっても古典的ではないので、とても読みやすかった。
    文中に出てくる人物の偽名がうさぎ関係の名前なのが可愛い。うさ子ちゃん、うさ実、因幡、卯山さん、兎谷氏、うさ江さん、うさ吉さん、うさ男くん、まめ卯姐さん…見ただけで顔が綻んでしまう。

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著者プロフィール

東京都生まれ。学習院大学文学部ドイツ文学科卒業、同大学院修士課程修了。翻訳・通訳などの仕事をしながら十二年間ドイツに滞在。帰国後、『ハリネズミの道』でエッセイストとしてデビュー。著書に『うさぎの聞き耳』『動くとき、動くもの』『幸田家のきもの』『幸田家のことば』『きものめぐり 誰が袖わが袖』、小説『風はこぶ』や絵本の翻訳『リトル・ポーラ・ベア』シリーズなど。編著に『幸田文 老いの身じたく』「幸田文 生きかた指南」ほか。NHK放送用語委員。曾祖父の幸田露伴、祖母の幸田文、母の青木玉とつづく幸田家四代の文筆家。

「2022年 『オーライ ウトーリ ひなた猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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