「サラ川」傑作選 いのいちばん

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062110693

感想・レビュー・書評

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  • ■書名

    書名:「サラ川」傑作選 いのいちばん
    著者:山藤 章二、尾藤 三柳、第一生命

    ■概要

    二十一世紀の最初のサラリーマン川柳傑作選。
    第14回応募作品から三者の選による優秀作を収録。

    ■感想

    普段、こういうの読まないのですが、100円だと手が伸びます。

    サラリーマン川柳というのは、結局世間のサラリーマン、OLの意見
    が反映されているので、その時の時代が反映されているともいえる
    と思います。

    どの川柳も非常にうまく秀逸だと思いましたが、大きく分けると
    サラ川は2種類に分類される気がしました。

     ・現状、普遍的なものと思われている事項
     ・反面教師にするべきもの(個人の愚痴、思い込み、独断と偏見など)

    普遍的なものは格言として、その本質をことわざなどでたとえられ
    ているものがほとんどで、新しいものはありません。

    反面教師にするべきものというのは勉強になります。
    つまり、"世の中にはこういう問題がある"と提示されているので、"では
    この問題を引き起こさないようにするには、予防策、事前対策はなんだろう?"
    と考えることができます。

    また、考えた事を実行することにより、色々な改善ができると思います。

    耳に痛い川柳も結構ありましたので、いい勉強になりました。

    ■気になった川柳

    ・前向きに検討しながら後ずさり

    ・仕事やれ人に言わずにお前やれ

    ・「任せた」は「俺は知らん」の丁寧語

    ・ITを私の彼と思う父

    ・まだやるの思えがいなきゃすぐ帰る

    ・リストラをする人次はされる人

    ・理由をいえ理由を言ったら火に油

    ・衣食住足りて自己中多くなり

    ・金かけぬ予想はなぜかよく当たり

    ・完璧だ仕事やらないミスもない

  • 「早くやれ」そう言うことは早く言え

    家を買いそれから何も買ってない

    ようやった!!事情が変わったなぜやった!!

    連れ込むな!わたしは急に泊まれない

    さあやるか昼からやるかもう五時か

    毎日を規則正しく不摂生

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著者プロフィール

山藤章二(やまふじ・しょうじ)1937年東京生まれ。風刺漫画家、イラストレーター。

「2015年 『戦後70年 わたしの戦争体験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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