黒と茶の幻想 (Mephisto club)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1394
レビュー : 232
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062110976

感想・レビュー・書評

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  • 生きていくということは美しい謎に満ちあふれる森の中を歩いているようである。
    暗くうっそうとした中を彷徨っているかのような不安。それでも森はどこか魅惑的なものに満ちあふれている。
    生きていたい、前に進みたいと思う限り、人にはそれが可能だというのを感じさせられる。楽観とは違う意味あいでの生きていく活力を与えてくれる作品です。

  • 恩田陸のエッセンスがいっぱいつまっている1冊。

  • 屋久島などを舞台とした作品です。

  • 2002年8月24日読了。

  • 脇道に逸れそうな逸話がたくさん入ってるけど、その逸話そのものが、恩田ワールドを彩ってて好き。でも、とにかく分厚かった。

  • よく「ねじの回転」と「ライオンハート」と並べられるんだけど・・・

    どうかなあ。それとはまた違う気がします。

    が、いいはいい。いいですよ。

    でもあまり残らなかったです。

  • どうやらこれは「三月は深き紅の淵を」」の中に出てくる同名の本の、第一部に作品っぽい。タイトルもまったく一緒だし。男女混合4人のグループがY島(多分屋久島)に旅をするという話。そして「三月は~」の説明であった通り、4人は様々な謎を提示しながら、それについて議論しながら旅を続ける。

    しかし、もし「三月は~」がなかったら、これを読むかというと謎。大して何も起こらなくて、謎は提示されていてもそんな大したものじゃないし、それでいてあの厚さ。面白かったけど、あの厚さ。時間がなくて、本の中の本を読んでいるという面白さがなかったら、読まなかった気がするが、どうだろう…。読むのかな。

  • 三月シリーズ番外編。

    徐々に盛り上がっていくんだけれど、最高潮が3章だと思うので最期の章は正直大筋ではあまりいらないかも・・・というか気が抜けた。

    逆に最後が緩やかに終わるので、「黄昏の百合の骨」みたくしばらく本に影響されてその世界を引きずることはない。

  • 図書館


    『麦の海に沈む果実』とリンクした物語。
    屋久島でトレッキングをしながら、4人の登場人物の美しい謎に迫っていく。
    恩田陸は、描写が緻密なのと、毒気のあるのがいい。

  • 「三月は深き紅の淵を」シリーズの一つ。
    かなり好き。
    ファンタジー要素が無いのに見事に恩田陸ワールド。
    ところで何で地名がアルファベットなの?すぐにどこか解るのに(笑)
    この本読んでちょっと行ってみたくなった←単純
    山登りとか嫌いなんだけどなぁ…^^;

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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