黒と茶の幻想 (Mephisto club)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1395
レビュー : 233
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062110976

感想・レビュー・書評

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  • 自分たちで計画して行ったにもかかわらず
    何かに導かれていたみたいな感覚にとらわれて
    気持ち悪かった。
    しかし三センチ超の厚みはさすがに疲れる・・

  • よく「ねじの回転」と「ライオンハート」と並べられるんだけど・・・

    どうかなあ。それとはまた違う気がします。

    が、いいはいい。いいですよ。

    でもあまり残らなかったです。

  • 「三月は深き紅の淵を」のなかに登場する本の中に書かれていた4人の男女の旅の物語。利枝子、彰彦、蒔生、節子の4人は学生時代の同級生。40を目前にして非日常を楽しむ旅に出る。旅の中でお互いに「美しい謎」を語る。それは小さな謎から利枝子の友人「憂理」を巡る謎、それぞれが過去に抱える謎の話。彼らが語る非日常の会話はまるで高校生のようで、その小さな謎を語り合うところでは米沢穂信のゆるい謎のような感じがした。それに疲れてしまった。憂理はあの「麦の穂・・・」を卒業し大学生となり利枝子と知り合う。そして利枝子の恋人であった蒔生が憂理を好きになり、その後姿をけす。4章がそれぞれの語りによる。互いが思っていることと本人が思っている事の微妙なずれ。長い小説だった。複雑に構成されているのはわかるんだけど、美しい謎ときもいいのだけど、これにのめりこむには年を取りすぎているのかもしれない。40前の男女は非日常でもこんな会話はできない。

  • 恩田さん得意の超抽象的な「何か」の不安要素が今回はドロドロ系なようで。
    登場人物の年齢が年齢なので特に入れ込んで読めなかったなぁ。

  • 主な登場人物の4人が美しすぎてちょっと引いた。
    あそこまで完璧な人間が集まるグループって現実にない。
    驚いたのが「麦の海に沈む果実」に登場した憂理という人物が出ていたこと。

  • 厚い割りにはすぐに読めたけれども、、前宣伝とは打って変わった内容だった気もする。

著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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