全アジアを喰らう

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 17
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062111744

作品紹介・あらすじ

ヒマラヤにも納豆がある!アフガニスタンから中国まで、"食"が日本とアジアを繋いでいた。「食の道=フーズ・ロード」を巡る驚きと発見の旅。

感想・レビュー・書評

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  • いや すごい本である。
    著者の長年のアジアにおける食文化の経験に裏打ちされたエッセイである。
    餃子の地域的な広がり、様々な食文化の比較。
    これは1万年とか5000年のような単位でアジアの食文化がどう変遷したかを
    著者なりに考えた本である。

    ただ 個人的な体験を中心としているので 広く深く一般論を述べている部分の近くに個人的な嗜好がでてきたり、構成が本の価値を減じてしまっている。

    もうすこし よい編集者がいれば この10倍は面白い本になったと思う。
    評者も著者とおなじように食文化に思いを馳せているので大いに首肯できるところが多数ありとても勉強になった。

    アジアの食文化について基礎知識がないと この本のすごさ面白さはなかなかわかりずらい。

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著者プロフィール

作家、イラストレーター、サンスクリット語とヨーガの講師。1957年、石川県に生まれる。著書に『秘伝マルマ ツボ刺激ヨーガ』(講談社)、『図説ヨーガ大全』(佼成出版社)、『図説ヨーガ・スートラ』(出帆新社)、『図説マルマ』(めるくまーる)などがある(伊藤 武)。

「2023年 『こころとからだが目覚め出すケララ秘伝 暮らしのアーユルヴェーダ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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