ゴッホ殺人事件〈下〉

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 51
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062112727

作品紹介・あらすじ

自宅に盗聴器が仕掛けられ、由梨子はホテルに避難していた。元恋人・由梨子を案じて、塔馬双太郎は、パリへ向かう。日本人の画商がオルセーに鑑定を依頼した1枚の画をめぐり、双太郎は独自の推理を展開する。100万読者を震撼させた『写楽殺人事件』『北斎殺人事件』『広重殺人事件』の浮世絵三部作。今、ふたたび「名画ミステリー」の新しい伝説が始まる。

感想・レビュー・書評

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  • こういう実際にあるようでないようなミステリー系はとても好奇心をくすぐられて好きだなと実感した。
    ラングドンシリーズでもそうだけれど絵画や美術品など、それに纏わる歴史や謎というのがどうにも好きらしい。

    浮世絵三部作を読まずに本作を読んでしまったので所々こちらを読んでいればわかったのかなと思うところもあった。
    北斎殺人事件は持っているので、近いうちに読みたいと思う。

  • 塔馬双太郎が出てくるシリーズ。といっても、 塔馬が出てくるのは下巻から。

    ゴッホの未発見の絵画を巡り、 塔馬の元恋人(?)が事件に巻き込まれる。上巻ではフランス、オランダが主な舞台となり、下巻では日本に移ってくる。ナチスやモサドも関係してきて、浮世絵シリーズとはまた違ったスケールとなっている。犯人は比較的すぐに見当がついてしまったが、従来のゴッホの自殺説を覆す殺人説が展開されており、その薀蓄は興味深い。ゴッホのことはあまり知らないが、十分楽しめた。でも、最後の塔馬の説よりマーゴの説の方が実は面白かったり。

  • 父親が絶賛していたので読んでみる。が、この程度か、という印象。面白いかつまらないかといえば面白いけれど。

  • 下巻にして、ようやく塔馬双太郎の登場。
    随所に由梨子との過去を匂わせているところが、いままでのシリーズとは
    ちょっと違う印象でした。
    ゴッホについては全然予備知識がなかったので、死の謎については
    そんな考え方もあるんだ、程度でしたが。


    【収録内容】
     第五章 輪舞
     第六章 暗転
     第七章 逆転
     エピローグ

  • ゴッホの絵画を巡って起こる殺人と、そしてゴッホの死に隠された真相を暴く、という、一冊で二度おいしい作品。個人的には、「ゴッホは自殺だったのか」の検証が面白かったなあ。歴史ミステリっぽくも読めるかも。
    ゴッホを知らない人はまあいないだろうけれど、そのバックグラウンドまで詳しく知っている人はなかなかいないかな。私もそうなので、「そうか、そんな裏があったのかー!」と信じて完全に騙されていたり(笑)。いや、でもこれが真相でもおかしくないんだよね?
    あと、ちらりと出ていた「日本人の美術館好きな習性」にはなんだか納得。「有名なものなら見ておかないと損」っての、たしかにあるよなあ。でもたぶん、間違ってるんだよね。

  • 2008.5

  • 上巻に比べれば少しスピード感が落ちますが、それでも十分に面白いです。ただ最後のゴッホについての結論は少し綺麗にまとめ過ぎかなとも思いましたね。

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