グッドラックららばい

  • 講談社 (2002年7月8日発売)
3.21
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Amazon.co.jp ・本 (418ページ) / ISBN・EAN: 9784062113229

みんなの感想まとめ

個性的な登場人物たちが織り成す家族の物語は、波乱万丈でありながらも心地よい温かさを感じさせます。趣味が節約のお父さん、思いつきで行動するお母さん、冷静な姉、上昇志向の妹というキャラクターたちは、それぞ...

感想・レビュー・書評

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  • 本紹介サイトに載っていた作品。趣味が節約のお父さんに思いつきで行動しちゃうお母さん、冷静でクールな姉に上昇志向の強い妹・・・と現実感を失わない範囲で個性的。お母さんの家出という問題が勃発しても何故か物語はのほほんと進んでいきます。この、登場人物それぞれのマイペースな雰囲気が心地いいです。20年に渡る家族の物語なだけに、家族の成長や変化が楽しめました。一緒に暮らしていなくても個々のペースで勝手にやる、だけど帰るところは家族のいる家。風変わりではあるけれどある意味理想的な家族のあり方だなぁと思いました。家族で繋がってるところがあるからこそ家族それぞれが自分のペースで生きていけるわけで。いっそ羨ましいくらいです。ほとんどの登場人物の視点での描写があるのが好感度高かったです。

  • ふむ

  • これはまさに波乱万丈。
    こんなにひっちゃかめっちゃかに無茶苦茶なのに、なんとなく最後にまとまっていくんだから、作家さんはやっぱり頭がいいんどすなぁ、と感心する。
    これが推理小説で、誰が犯人だったん?ってそれが気になるで、読者も作者も同じ方を向いてるって気がするけど、今回は作者、というか登場人物たちがどこに向かってるのかさっぱり分かんないから、ある意味もっとドキドキする。
    いやー、自分も突然旅立ってプラプラしたいわ、って思ったりもするけど、作中では男どもは概ねこもり気味なわけで、いや、これは男女差別ですよ、遺憾ですわ。

  • バラバラなようでいて家族になってる家族の話。面白い部分もあったが内容に対して長すぎる。

  • 550ページの長編!
    登場人物それぞれの立場から書かれてあり、超個性的な人々たちのぶっ飛んだ暮らしぶりが面白かった。

  • 母の鷹子が家を出たとき、積子は高校を卒業したて、
    立子は中学の卒業式を目前とし、父の信也はいつも通り信金で働いていた。
    伯母の佐代子は騒ぐが、物事に波風を立てたくない信也と
    男の部屋に入り浸り始めていた積子は騒がず、
    立子も母がいなくなって悲しいというよりは
    世間体を気にして悲劇のヒロインを演じたがっていた。
    それから10年あまりの歳月鷹子は月城一座から小さな旅館のおかみ、
    左官屋、マッサージ師と居場所を転々としつつ帰ってこない。
    積子は駄目な彼氏たちに貢ぎながら職を次々と変え、
    立子は玉の輿に乗るも離婚して起業をすることに、
    父は退職後鬱になるが立子の会社を手伝うことで元気を取り戻していた。
    装画:クサナギシンペイ 装丁:鈴木成一デザイン室

    妻が、母親が、「心配しないで」という電話だけでいきなり家を出たらどうしますか。
    慌てふためいて捜すのが一般的な家族だと思いますが、片岡家は違う。
    若干の不自由は感じるものの、自分たちの生活が変わらないのならば
    変に騒ぎ立てることもないと判断する超マイペース一家です。
    伯母の佐代子があれこれ世話を焼きたがるのも無理はない。
    こういうドラマがあったら面白いなあ。
    家族は一緒にいなければならない!っていう風潮を破り、
    それでも家族の懐の深さや安心感を伝えてくれる。

  • はちゃめちゃ。誰一人として好感を抱けなかった。でも、人ってそんなもんかな。割り切って生きていけたら楽なんだろうなって思います。

  • 長女が高校を卒業した日、母が家出をした。残された父と姉妹、そして離れて暮らす母のユニークな生活を描く。

  • 古本屋で買ってみた。軽い。というかぶっとんでいる。でも、家族は個別の人間の集まり、子が一々親のどちらかに似てたら大変だ、みたいな考えが結構面白かった。なるほどね、こういう家族が21世紀には生き残りやすいのかもしれない。

  • 長女の高校卒業の日に、母親が家出した。
    そういうと、どろどろした人間模様だとか思春期の悩みだとかを騒々しそうだけれど、この一家は突き抜けていて、ありえなくて、笑える。
    セックスとダメ男が大好きな長女積子と、我と上昇志向の強い次女、立子。倹約イノチの父と、押し出しの強い叔母、そしてどこかすっとぼけた母親。
    出てくるキャラクターが全員個性的で、ありえない、と思いつつその家族の道筋を楽しく読んだ。

  • 全ての人が、
    それぞれの個性を出し切って
    つっぱしる。
    普通はその個性っていうものが
    実に様々な面をもっている
    多面体だと思うんだけど
    この本の登場人物達は
    一枚の紙のように
    わかり易い一つの個性を
    ただひたすら迷いなく突き進む。
    小気味良いけど
    実際にはこんな簡単な人間はいない
    そういう意味で
    これは楽しい
    ファンタジーだと思う。
    あっけらかんとして
    自省する要素もなく楽しく読める。

  • 家族のリアル

  • 平安寿子のこの突き放した感じがなんともいえない。<BR>
    この崩壊しているような家族!<BR>なのに愛が詰まってる感じ!<BR>母親の物語や、その他子どもたちの物語や、勝手も勝手で、でも幸せなのだよ、いいじゃない!<BR><BR>
    こういう風に生きたい!と言うお手本またもや見つけた。

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