東大講義録 ―文明を解く―

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062113793

感想・レビュー・書評

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  • なぜ歴史を学ぶ必要があるのか。それは文 明のほころび方を学ぶためだと官僚主義への批判を中心に、認識させてくれる。

    世界史と日本史学習のミッドセクションにあるべき一冊。

  • 幕末くらいまでの話は楽しく読んだ。戦中に関してはもっと詳しく語ってほしかった。現代は…とりあえず自分のような凡愚はどんな世の中になっても頑張って生きていくしかないと思った。

  • 歴史を読むとはどのようなことか?

    東大の講義を単行本にした本だが、歴史が常に同じようなサイクルで動き、どの段階にいるのかをしっかりと見極めることが大切であるかを教えてくれれる書。

    一読すると、日本の歴史教育の弊害もまたわかる。

  • 実家に遊びに行ったとき、父がくれた本。堺屋さんはいつも難しいことを分かりやすく説明してくれる。この講義を生で聴けたらどんなに楽しいだろうと思った。カバーの絵も可愛い。

  • 我々人類はどのような営みをとげ、社会はどのように変化してきたのだろうか。そして、今後どこへ向かって進むのだろうか。単なる歴史的事実の羅列ではなく、氏独自の大胆な視点から、文字通り文明の法則を「解読」し、来る知識社会を見事に予測した画期的講義録。日本はなぜ停滞し行き詰っているのか、その病巣はどこにあるのか。またそれを取り除くにはどうすればよいのか。その驚くべき処方箋は、我々の考え付かないものだった。私もこんなシナリオが描けるようになりたい。

  • 堺屋さんの歴史の話はワンパターンでやや退屈です。

  • 通算で6回目。

  • これを歴史の教科書にしてほしい

  • 人類の経済史の読み解きとそこからくる現代の知価社会の原理。堺屋太一さんてすごい

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著者プロフィール

堺屋太一

一九三五年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業。通商産業省(現経済産業省)に入省し、日本万国博覧会を企画、開催したほか、沖縄海洋博覧会や「サンシャイン計画」を推進した。在職中の七五年、『油断!』で作家デビュー。七八年に退官し、執筆、講演、イベントプロデュースを行う。予測小説の分野を拓き、経済、文明評論、歴史小説など多くの作品を発表。「団塊の世代」という言葉を生んだ同名作をはじめ、『峠の群像』『知価革命』など多くの作品がベストセラーとなった。一九九八年から二〇〇〇年まで小渕恵三、森喜朗内閣で経済企画庁長官、二〇一三年から安倍晋三内閣の内閣官房参与を務めた。一九年、没。

「2022年 『組織の盛衰 決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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