熊の場所

著者 :
  • 講談社
3.52
  • (76)
  • (105)
  • (257)
  • (9)
  • (7)
本棚登録 : 733
感想 : 138
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062113953

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「殺人」に纏わる人の心の機微を舞城節で描く短編集。表題作『熊の場所』は第十五回三島由紀夫賞の最終候補までなったらしい。こういうのも純文学というのだろうか。普段は読まないので、その定義は良く分からない。

  • ゾクゾクワクワク。

  • 中編集。「ピコーン!」にはやられた。下品だけと猥雑ではなくアッケラカンとして。でも他の2篇はまぁ普通です。

  • (2003/11/27(木))

  • 短編そこそこ満足。

  • 舞城氏初の短編集(たぶん)。3つの作品の舞台は舞台は相変わらず西暁町と調布。何か個人的に特別な思い入れでもあるのだろうか。彼の故郷は和歌山で現在住んでいるの調布なのだろうか?そして何でこの本フカフカしてるんだろう?もしかして熊の手触り?本文とは関係ないことばかり書いてしまったが3つの作品の中では「バット男」が個人的にオススメ。

  • 短編(中編?)が3つ入ってる。熊の場所、バット男、ピコーン!。「バット男」は舞台化されたし、「ピコーン!」はIKKIという雑誌の付録漫画としてついてた。全体的にちょいグロだけど、あたしは「ピコーン!」がすきだ。主人公の女の子の「ほな今からあんた殺すで」というありえないセリフがなんとも言えなくすき。書き下ろしだからって侮れないな、うん。

  • 短編集。

  • 恐怖から逃げるべきではないのだ

  • 00年代作家の旗手「舞城王太郎」の作品ではこれが1番好き。
     短編「バット男」が中でも良い。

全138件中 121 - 130件を表示

著者プロフィール

1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』など著書多数。2012年『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳、短編映画『BREAK』や短編アニメ『龍の歯医者』『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などを手掛けている。

「2015年 『深夜百太郎 入口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

舞城王太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×