難民少年

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062114134

作品紹介・あらすじ

ぼくの名前はアレム・ケロ。十四歳。アフリカ出身。お父さんはエチオピア人。お母さんはエリトリア人。ある日突然、ふたつの国が争いはじめ、ぼくはいっぺんにふたつの祖国を失った-。家がない。お金がない。学校に行けない。家族と暮らせない。命を奪われるかもしれない。アフリカに戻れるのはいつの日だろう。争いあう二つの祖国-エチオピア・エリトリアをもつ「難民」少年の青春物語。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすかった。中高生に薦めたい本。

    自分が生活している場所は、私にとっては“世界”だけど、ホントの世界のほんの一部だということを改めて感じた。自分の目に見えることも、見えないことも、等しく世界をつくっている。それをちゃんと心に刻んでおきたい。

  • ぼくの名前はアレム・ケロ。十四歳。アフリカ出身。お父さんはエチオピア人。お母さんはエリトリア人。ある日突然、ふたつの国が争いはじめ、ぼくはいっぺんにふたつの祖国を失った―。家がない。お金がない。学校に行けない。家族と暮らせない。命を奪われるかもしれない。アフリカに戻れるのはいつの日だろう。争いあう二つの祖国―エチオピア・エリトリアをもつ「難民」少年の青春物語。

  • おもしろいが、こんなうまい展開あるんかな?と思った。日本のティーンエイジャーの世界ではまずあり得ない話だと思う。あったらおもしろいけど。

  • エチオピアとエリトリアのハーフで難民のアレムが主人公。
    淡々としたドキュメンタリーみたいな話。

  • あんまり翻訳本は読まないけど、なんとなく買って読んだ

    確かに翻訳にありがちな読ませる文章ではない
    しかし内容はリアリティな話
    読み終わってから気付いたんだが、フィクションらしい
    ノンフィクションだと思い込んでたので少し残念だったけど、
    それくらいリアルな話ってことかと思うといい小説だったのだろう

    平和を望んでいるだけなのにどうしてこんな目にあうのだろう
    世界に平和を…

  • 勉強できてしあわせ、そう考えれるようになるきがする。

  • エチオピアとエリトリア間の内紛を背景にした話。日本でも難民問題はよく取り上げられていますが、日本と言う国は難民を殆ど受け入れていないとか聞きます。これはイギリスでのお話ですけど、日本人もぜひ読むべきです。

  • 恵まれた環境で生活している自分には、衝撃的な内容であり、自分がどれだけちっぽけな人間なのかがわかりました。

    自分は一生懸命生きているのか?
    と自問自答して、答えが「NO」であるなら
    この本を読むべきである。

  • (読み途中)

  • 自分が普通だと思ってきたことが、すごく幸せに感じられた。難民という言葉に敏感な、うちにとって一気に入り込めた感じ。

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